山小舎からの手紙

うちの上に横亭というそば屋さんがあります。なかなかうまいので皆さんおいでください。ただ今日はプロのそば屋さんでは無くアマチュアの打ったおそばをごちそうになったお話です。それは霊仙寺湖の下の別荘でそばを打つので食べにおいでなさいと誘っていただき簡単な手土産一つで三人でおなかいっぱいになるまで食べてきました。そば粉は新そばでは無かったのですが打ち手の気合が入っていて噛みごたえもあり味もよしなかなかのものです。つなぎは（おおやまぼくち）という山ゴボウの葉の繊維を使っていてそば粉１００パーセントです。でありますからそばの風味が生きています。これで新そばならどの位そばの味と匂いが強かろうと思う次第でありました。７月には新しいそばが採れますその日が楽しみです。

梅雨らしい天気が続いています。現場仕事に出かけたほうがいいのか休んだほうがいいのか迷う事しばしです。以前知人に杉の木の紹介を頼んでおいたら三件ほど連絡を頂き今日行って来ました。いい木がありました、ほれぼれするような木です。我々の世代では山の手入れはほとんどしなくなりましたが、父親の時代に少しでも手を入れた山はいい木に育っています。樹高もあり目通りで30ｃｍ以上の杉が文字通り林立しています。こんなきれいな山に手を入れることに少々気遅れを感じますが山の神と先人の苦労に感謝して間伐させていただきます。皆伐は気が重いですが間伐は残された木を大きくするためだと言い訳ができるので少しは気が休まります。

私が育てた木でもないのにえらそうにあの木はいいとかこの木はだめだとか勝手なことを言ってゴメンナサイ

いよいよ国会も閉会し参議院の選挙が来月１１日にあるようです。昨年の衆議院では民主党が過半数を制し世の中が少しずつ変わって行きそうな気配があったのですが、今年に入ってから沖縄の基地問題で連立がくずれ参議院では過半数を割り込んでしまいました。今回の選挙で参議院でも民主党が過半数をとれれば安定した政権が誕生するのですがどうなりますか。しかし小沢さんはどうしてあんなに嫌われ者になったんですかね。政治と金の問題ですかね。信念を持ったいい政治家だと思うんですがね。私は身辺がきれいな人より社会を良くしてくれる人がいいと思うんですがね。

２０００年冬角ログを組んでいるときの写真です

宝くじは当たりませんね。この頃は買っていませんが総額で１０万円位は寄付したように思います。先日の事業仕分けで当たらない原因がわかりました。半分の５万円は税金や経費で取られていたんです。計算方法は違うかもしれませんが１０万円分を買うには倍の２０万円買わなければいけなかったんです。だからと言って当たるとは限りませんがね。世の中の仕組みは複雑で怪奇に作られていますから 眉によくツバをつけて事に当たらなければなりません。又三億円なんて人生を狂わす大金を国民に与えてはなりません、１０００万あれば充分でしょう。私が総務大臣になれた暁には売り場のおばちゃんの給料を差し引いた残金を全部当たり券の人に戻します。当たった人は自己申告で納税します。ざっと計算してみましょう、宝くじの売り上げは１兆円だそうで１千万で割り算すれば毎年１万人が長者になれます。いかがですか私を総務大臣にしてみませんか。

丸太の階段

西田さちこさんという歌手さんがいます。もう４０年も以前になりますか「アカシアの雨のやむとき」という歌が大ヒットしました。ちょうど安保闘争のときで家にもソノシートかシングル盤があったような気がします。なぜこんなことを書きだしたかと言うと、今朝車で信濃町を走っているとき雨でアカシアの花が吹雪のように散っていました。これを見て助手席の彼女が「アカシアの雨がふってる」と言ったもんです。♪アカシアの雨にうたれて、このまま死んでしまいたい♪この曲を私はアカシアの木に降った雨に打たれてと４０数年思いこんでいたもんです。目からうろこと申しましょうか アカシアの花の雨が本当に降るんだと 気付かされたわけでこんなことが結構ありますよね。♪うさぎ追いしかの山がうさぎおいしいかの山と思って歌っていたように。

展示ログの内装　本当に無垢の木ばっかりです

皆さんの嫌いなものって何ですか。一つぐらいはあるでしょう。私は酒と女性とお金が皆さんと同じくらいに嫌いです。中でも断トツなのが長くてクネクネした足の無い動物で、冬は寒くて嫌ですが彼と会わずに済むのが救いでした。その彼がいよいよ活動を始めました。気温が上がり体温が上昇すると餌を求めてあっちこっちを散策しはじめます。私の家は野中の一軒家で、しかも南側には沢があって彼らの生存には環境的に申し分ありません。そんな良い環境、良い天気のお昼頃、犬小屋の前をどうどうとくねって行きます。思わずしっぽを足で踏んで行く手を阻もうとしたのですが彼も必死にもがいて、床下に逃げこんでしまいました。私は犬のクロ君に「あなたは鼻先を蛇君がのたって行くのを黙ってみていたのですか？」と聞いてみました。クロ君は言いました。「犬は飼い主に似るんです」。それじゃだめじゃん

木の香あふれるロフト

アカシアの木の上でカラスの鳴き声にまじってキュイーんキュイーんと鳴き声がします。何がいるのか試したくて石を投げました。40肩、50肩、60肩を耐えてきた１００戦練磨の肩です。30ｍくらいはまっすぐに石つぶてになって飛んで行きました。飛び出したのはトビでした。カラスに追われてアカシアの陰に逃げ込んだものと思われます。それにしてもカラスは悪者ですな、朱鷺の卵はポイするし、ツバメの雛はさらっていくしで乱暴狼藉のかぎりです。昔のカラスはもっとかわいかった気がしませんか、童謡の七つの子があったからかもしれませんが、このごろのカラス達は色は黒いし鳴き声は汚いしどうせかわいがってもらえっこないとグレてしまったような気がします。

妙高の基礎写真です。きれいな打設面に仕上がりました。

丁度一服の時間でコーラや炭酸飲料が写っています

今日は不要になったプレハブの解体をします。すでに倒産した会社の持ち物であったプレハブの小屋裏は帳簿や領収書の山、支払台帳など個人情報も結構入っていそうでどのような処分が適当なのか迷います。少なくとも社長は責任を持って帳簿類は処分すべきでしょう。今度の場合は知り合いの回収業者に訳を話してお願いしました。処分品の仕分けで時間をとられ午前中は解体まで手が回りませんでした。午後の部でがんばります。

ひのき風呂　弊社謹製

年寄りが食べると曲がった腰が伸びるといわれた行者ニンニクをいただきました。採れたところは例のあそこだそうです。時期的には丁度いい頃ですがなかなか採りに行けません。又黒姫産の根曲がり竹もいただきました。これも丁度いい頃のはずです。というのもアカシアの花が咲きウツギのピンクの花が咲くころ、いつも根曲がりを採りに行っていたからで、今まさにアカシアとウツギが満開です。果報は寝て待て状態で、苦労もせずにおいしいものを頂きありがとうございます。私たちの竹の子採りは７月に万座温泉付近で採るのがこのところの恒例でありますので、まだひと月先です。

２００２年角ログ組み立て中

さつきとつつじの違いがわかりますか。私にはわかりません。またオニつつじ蓮華つつじ山つつじ等々つつじにも色々と呼び名がありますね。多分山つつじとオニつつじは同じものなのでしょう。以前ヤギを飼う時おじさんからつつじの花は気をつけるように言われました。この花を食べると食中毒で死んでしまうと言うのです。確かに高原の牧場で牛の放牧をしますがつつじの花は残っていますよね。これは牛が食べないのでこのつつじだけが残っているんだそうです。そして食べると死ぬのでオニつつじの名が付いたのでしょう。どうしてこんな記事を入れたかと言うに、今私が預かっている家にツツジかサツキかわかりませんが大変多く植栽されていてすべてを処分しなければなりません。長さにして50ｍ分はあるでしょう。ただでお分けします連絡下さい。

２００４年　穂高町

RC角LOG