2016年9月10日

クマ注意

Filed under: 未分類 — 土倉製材所 @ 7:39 PM

9月10日  はれ

今日奥志賀の山に入ったんですがブナが実を付けていませんね。  今年はブナの不作の年のようです。 
ブナに実が付かないと山の暴れん坊クマさんが里に下りてきますよ。 特に奥志賀のようなブナの木の多いところでは。

普段はドングリがあればいいんですが ナラやカシワはナラ枯れ病で随分減っているでしょ。 
どうして病気にかかったのかを検証すると、昔は雑木林は薪にするため何年かに一度伐採され 再び勢力のある若木に代替わりしていったんです。
それが燃料革命で、以来山の雑木は顧みられなくなって・・・そんな老木にナラ枯れ病は取りつき蔓延していくようで、所によっては全滅に近いんですよ。

山の木は何年かをサイクルに豊作と凶作を繰り返すんです。 山に実が多いとクマさんは食糧事情に比例して増える・・・そして凶作になるとクマさんは食べ物に困って里に下りてくるという訳。

特にナラ枯れ病の地域はブナの実が命の元、凶作なら里に下りてくるのが自然の流れというもんでしょう。 という事で今年はブナの実が不作ですから山里ではクマさんに注意しましょう。

 

2016年9月9日

重要な日

Filed under: 未分類 — 土倉製材所 @ 5:33 AM

9月9日  くもり

・・・光あるところに影がある。まこと 栄光の陰に数知れぬ忍者の姿があった・・・というナレーションで始まったTV漫画「忍者サスケ」。 

この光と影のように 相反しても一方が存在しなければもう一方も存在しないという思想が中国で始まった陰陽二元。 
数も2つに分けられる数と分けられない数を陰陽に分けて陰が偶数、陽が奇数で陽数の最大が9

その9が重なる9月9日は陽の気が強く働くので邪気を払うためにお祭りしたんだそうです。 
それが日本に伝わって重陽の節句となりましたが3月3日や5月5日、7月7日に比べて重要視されていませんね。 重陽も「じゅうよう」と読めるのに残念です。

p9090897.JPG

2016年9月8日

鴨茅 カモガヤ

Filed under: 未分類 — 土倉製材所 @ 8:15 AM

9月8日  くもり 時々 あめ

雨の降る日は天気がわるい、風の吹く日はほこりがすごい、とかくこの世はままならぬ。 
と言うことで今日の天気は雨があって風があって時々太陽が覗いてなかなか定まらないのであります。 これもあれも台風クズレの低気圧の所為。

さて、秋の花が咲き始め時折マスク姿を見かけるようになりましたが 皆様花粉症は大丈夫ですか?  
我が家は妻が毎年春と秋 鼻水に悩まされ 鼻がすりむけるほどテイッシュを使うんです。 

今年はひどくなる前にお医者さんに行ってくると出かけていきましたが 帰ってきて何に反応するのかパッチテストをしてもらったと見せてくれました。 
その結果、一番反応したのがカモガヤ、見るも気の毒なほど腕がミミズ腫れになっていました。

カモガヤ? カモガヤって何だ? ということで早速パソコンで調べたら家の前の緑地帯にいっぱい生えていた草です。 先の日曜日草刈りをして皆刈取っていました。 
あれがカモガヤか。 よーし、覚えたぞ!・・・

p9070894.JPG

p9090895.JPG

p9090896.JPG

  

2016年9月7日

木曽の谷には真木茂り? 槙茂り?

Filed under: 未分類 — 土倉製材所 @ 6:18 AM

9月7日  くもり

24節気でいうところの白露が今日であります。 いよいよ秋めいて朝晩夜露が降りるころ、 日暮れも早くなったなーって感じるのがこのころなんです。 寝付くときは暑くても明け方はひんやり、風邪をひかぬよう気をつけましょう。

話はがらりと代わって・・・長野県の県民歌「信濃の国」をご存知ですか? 県外で長野県の人間が集まると最後はこの歌の合唱になって他県の人は皆が歌えるのでびっくりするそうです。
その信濃の国3番の歌詞で 木曾の谷には真木茂りとあります。この真木は何の木かご存知ですか? 
木曽と言えばヒノキが浮かびますよね、そうなんです、解説を読むとヒノキの事と書いてあるんです。 
ところがマキという木が実在して しかも木曽五木の一つに数えられているんですよ。
もともと木曽五木はヒノキと似た木を定めて誤伐を防いだのが初め。 
という事で木曽の谷の真木は木曽五木を指しているのではなかろうかと思うのですが如何でしょうか?

p9060888.JPG
知人宅の庭あった槙(マキ)。 伐り倒したので使わないかと声をかけてくれたので見にいってきました。 

2016年9月6日

自動音声は嫌いです!の巻

Filed under: 未分類 — 土倉製材所 @ 6:12 AM

9月6日  はれ

プリンターの写真用紙の事で聞きたいことがあって袋に電話番号が書いてあったので電話してみました。 050-0000-0000.

すると自動音声で「この電話は60秒ごとに10円かかります」のメッセージが流れてそのあと該当する番号を押してください、と言います。 パソコン タブレット に関するものは1番を、ネットワーク 無線ランに関するものは2番を・・・・といった調子を延々と聞かされ9番目にやっと用紙ラベルに関する質問はの音声が流れました。 ここまでの所要時間は2分は掛かってたんじゃ。 
で9番を押すと呼び出し音が鳴って 再び自動音声で「只今電話が大変混み合っております。今しばらくお待ちください」・・・で音楽がかかって待つことに。  しばらく音楽を聞かされてからこの会社の宣伝が始まるんですよ。 
音楽ー 「只今電話が」のセリフー 音楽ー 宣伝。

皆様はこんな経験てありませんか? いかに気が長くても限度があって5分ほどで切りました。 
その後はヤマダ電機さんに電話して聞きましたよ、打てば響く人同士の会話が一番、としみじみ思った事でした。

p9040871.JPG
こんな感じに電話が集中するんでしょうか?

  

2016年9月5日

クレーン車の買い手

Filed under: 未分類 — 土倉製材所 @ 9:01 AM

9月5日  はれ

?????160万、△△△△160万、 いきなり会社に入ってきた大男が表を指さしながら何かを言っています。 
ちょっと色は黒いが彫りの深いいい男。 名刺を出したので読んでみると中古車買い付け会社の社長さんでした。

どうやら表に止めてあるクレーン車を売れと言っているようです。
私の知っている英語は「yes」と「no」だけ、この場合勿論「no、no」。
すると敵は値上げしてきました、指2本立ててで「200万」「200万」。 いきなり40万円UP。
それでもそんな値段じゃとても無理、片手の手のひらをいっぱい広げて500万のつもり。

それでも敵は依然と指二本。  じゃんけんならパーとチョキで私の負け。
ダメダメ売らないと言っても食い下がってきます。それでも解ってくれないようなので最後はアカンベーで締めくくりました。  

どこかでこんな事やったことがあるような気がして思い出しました。落語の「こんにゃく問答」そのものでした。

p9040865.JPG

昔話のさるかに合戦では さるはかにの持っていたおにぎりと柿の種を交換して物語が始まります。 そして時は過ぎ柿が実ったとき青柿をかににぶつけてかたき討ちに発展してしまいます。 
今回も せっかく訪ねてきた異国の方にアカンベーは無かったかな。

2016年9月4日

いもり池とは

Filed under: 未分類 — 土倉製材所 @ 3:03 PM

9月4日  はれ

日曜日、よく晴れております。 どこへ出かるのか国道を通る乗用車がいつもより多いのも 天気のいいのが作用しているのでしょう。

さて、我が家から北に車で15分、妙高市池の平地区に「いもり池」があります。 妙高通の方は このいもり池から見る妙高山が一番美しいと自慢するのであります。  
一方 戸隠山をきれいに映す池があって絵葉書などにも使われておりますが この池を称して鏡池と呼ぶのであります。 
いもりに対して鏡、どちらが綺麗に聞こえるかは比べるまでもありますまい。 まことに「いもり池」とは色気のない。

なんで「いもり」なんてグロい名前を付けたかご存知ですか? 知らねば教えて進ぜましょう。

その昔、平家の敗残兵を追って源義仲が信濃から杉野澤を通りこの池で馬に水を飲ませようとしたんだそうな。 すると軍馬があばれて水を飲まないんだって。馬の係りは不思議に思い池をのぞき込むと中に赤い腹をしたいもりがうようよ。 それからこの池を「いもり池」と呼ぶようになったという事です。 となれば木曾義仲が名付け親、由緒のある名前でした。 

p9040870.JPG

 

2016年9月3日

9月3日はドラエモンの誕生日

Filed under: 未分類 — 土倉製材所 @ 4:33 PM

9月3日  はれ

たいへんに良い天気です。  稲は頭を下げリンゴは赤く色付きトンボはいっぱい空を飛んであ~~秋だなーって。

さて、今日9月3日は古くは後三条天皇、近くは三遊亭円生 もっと近くではマコトちゃんの楳図かずおさんの誕生日にあたります。 また、第二次世界大戦の戦勝記念日にしているのが台湾と中国。誕生石はダイアモンドの原石、誕生花はカラジウム(知らない)誕生木はアオギリだとか。 だれが決めたのか知りませんが魚 鳥 果物や酒 鮨まであるんですよ。

何故これほどまでに9月3日を調べたのかと申しますと、私も今日生まれたことになっているんです。 生まれたことになっているなんて人ごとのように言いますが自分では覚えていないんだからしようがありません。  
というのも 私のちょっと先輩に1月1日生まれの方がいっぱいいるんです。 憶測ですが1月1日に近い時生まれれば、届け出は1月1日にしたのではなかろうか?なんて思っちゃうんです。
反対に数え年で就学年齢を決めたころは1月生まれを12月生まれにして届けた親も多いと聞きました。何故って?学校を早く卒業させ働かせるのが目的だったんですよ。 これは落語の受け売りですから本当のところはわかりません。

p9040863.JPG

p9040864.JPG

   

2016年9月2日

やまぼうしの赤い実

Filed under: 未分類 — 土倉製材所 @ 7:41 AM

9月2日  はれ

秋ですね、ヤマボウシが赤い実を付けています。花を付けたのが6月1日、あれから3か月で結実するんですから植物の成長は速い。
考えてみれば11月に葉を落とし4月の新緑まで半年は眠っているようなもの、後の半年で花を咲かせ実をつけるんですから結構忙しいんじゃなんて思ってしまいます。

人間はどうでしょう、1年の1/3は眠っているとして残りを活動しているんです。 安倍総理大臣はモーレツ社員はいらないなんてコメントをしているようですから 植物に倣って半年の活動で1年食べていけるような政策をしてくれればいいんですよね。

6月1日の花の写真
p6010487.JPG

そして今日の赤い実の写真

p9030862.JPG

2016年9月1日

防災の日

Filed under: 未分類 — 土倉製材所 @ 5:40 AM

9月 1日    はれ

9月です、septemberです。
さて、1923年と言いますから いまから93年前の今日9月1日に関東地方で大きな地震が起きました、大正関東地震です。 
年号で言うと大正12年、大正4年生まれだった私の父親は当時8歳、随分長い間震れていたと話してくれたことがありました。
時刻は正午ちょっと前の11時58分と言われています。

この地震は現代の地震研究で大きな地震が3つ続けて起きたといわれています。 
最初が神奈川県西部、次に東京湾、そして山梨県東部で それぞれがM7.9 M7.2 M7.3. 
こんな大きな地震が続けて起きたのでは生きた心地が無かったんでしょう。

面白い話が残っています。 
5代目古今亭志ん生はこのとき33歳、結婚して1年目で本郷の二階建ての借家にいてこの地震に見舞われたようです。 
地震で酒屋の酒が全部地面に吸われてしまう!と、ありたけの金を持って酒屋に酒を買いに行ったんだそうです。 
酒屋の親父は「金なんかようがす、好きなだけお飲みなさい」といってさっさと逃げてしまった。 
そこで四斗樽の栓を抜いて一升五合飲んでかえって来たと志ん生の「びんぼう自慢」にありました。

大震災で亡くなった方も多勢いたんですが 命も妻も家もみんな無事なんて 運が良かったのか、それとも酒に助けられたのかもしれません。

« 前ページへ

HTML convert time: 0.192 sec. Powered by WordPress ME