2017年4月10日

毒マムシさん

Filed under: 未分類 — 土倉製材所 @ 9:58 AM

4月10日  はれ

とても暖かい日で気温は20度を超えています。
当分融けないと思っていた雪もどんどん融けて 山の木の周りは丸く土が出てきました。
こうなると山の春も近いです。

水芭蕉も花を咲かせ始めていますから クマさんも冬眠から覚めて散歩をするころのはず。
できればこのまま眠り続けていてくれたほうがお互いの平和のためにいいんですが そうもいかないでしょう。

また好き嫌いで言えば ずっと冬眠から覚めて欲しくないのがヘビ。
それこそ地面の中で丸まって寝ていてくれれば有難い生き物。 
ところが暖かくなると日向に出てきて長ーくなっているんですから嫌になってしまいます。
特に春先のヘビは動きが遅く 跨いでも逃げようとしない寝ぼけヘビも居て 跨いでしまってから「うわっ・」って飛び上がったりして。

家の周りの青大将は屋敷ヘビとして大切にされてきました。 
それは穀物を食い荒らすネズミ退治の役に立つからなんです。

昔、シマヘビは滋養強壮に役立つと皮を剥がれて 傘の骨にウネウネと貫かれたのが藁屋根の軒下に刺してありましたっけ。

それよりもっと重宝がられたのがマムシ。
焼酎漬けで打ち身にはこれほど効く薬はありません。
マムシも春先はボーっと日向ボッコをしていますから捕まえて焼酎漬けにするチャンス。

春先の野原は山菜ばかりでなく 生き物もおいしいものがいっぱいいますから捕まえてみましょう。

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我が家の秘薬 マムシの焼酎漬け1.8L 地震が多いので割れないようにガムテープで押さえてあります。 
以前、ビンを割ったことがあってものすごい匂いがひと月は部屋に漂っていたことがあったんです。

 

2017年4月9日

いい湯だな!姫川温泉の巻

Filed under: 未分類 — 土倉製材所 @ 9:11 AM

4月9日  あめ⇒くもり

日曜日です。 ではありますが 朝からあいにくの雨ということで国道を走る車も多くありません。 

こんな時こそねらい目、どこに行っても空いているだろうと気の向くままのドライブです。 

雪も少なくなっただろうと戸隠から鬼無里、そして国道406号線の山道を登って白馬村に、ここで昨年完成した山荘を訪問。

その後、国道148号線を新潟県に向かいました。 148号線は長いトンネルが続きます。 

トンネルとトンネルの切れ目に出た姫川温泉の標識版に反応、40年も以前に訪れたことがあって ちょっと立ち寄ってみました。

ここで見つけた温泉がいーー温泉でね、源泉かけ流し、「お湯の温度はお好きにどうぞ」なんて掛札がかかっていて ちょっと熱めの湯がパイプからドンドン出てるんです。 

パイプに付いているバルブの開き加減で湯量も湯温も好きに調節できるという 他の温泉にはあんまりないサービス。

あつ湯好きな私はバルブを目いっぱい開けて熱い湯をドンドン出して入りました。

湯上りに茹で卵サービス、按摩器など温泉につきものの健康器具は皆無料、日帰り入浴料は600円。

ここの番台のおばちゃんの話、「ここも以前は国道沿いでお客さんもいっぱい来たんだけど 新しい国道が開通してから 道から外れてさびれる一方なんだよ」

どおりで日曜日のお昼頃と言うのに風呂に入ったのは私一人、他に休憩室に地元のおばちゃんが二人お茶を飲んでいるだけ。

あちら方向においでの時はお勧めの温泉です。

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2017年4月8日

「男はつらいよ!」植物偏、フキのトウの巻。

Filed under: 未分類 — 土倉製材所 @ 4:53 PM

4月8日  くもり

フキのトウが顔を出した、うれしい!なんてブログに認めたのは3月29日のこと。

あれから日ごとに数をふやし土手にはいっぱいのフキのトウが顔をそろえております。

この土手いっぱいのフキが実は全部同族、地下茎でつながった兄弟姉妹。しかも同じ株から発生するのは同性で 同じ株の間で受粉を避けているなかなかカシコイ植物なんです。

地下茎でつながった植物は面白いものが多いですね。 

春 芽を出すつくしもその一つ。

つくしは胞子茎といって胞子をつくるために伸びてくる地下茎です。 

ここでつくられた胞子が風に飛ばされて・・・(余談になりますが先日、妻と孫がつくし採りをしていたらくしゃみと目がかゆくなってつくし花粉症)

胞子は水分を得ると発芽して小さな葉っぱの形になり ここで初めて雄雌の別に分かれます。 

で、オスには精子がメスには卵ができて 精子は水の中を泳いで卵と結合、これがスギナとなるんだそうですよ。

さて、フキの雄株は花を咲かせて花粉を飛ばします。 

雌株は受粉後 大きく成長しタンポポのような綿毛を飛ばして子孫繁栄を担い、雄株は花粉を飛ばしたら御用納め、次第にみすぼらしく枯れて行くんです。

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雄株と雌株は花の色で判断がつきます。雄株は黄色の雌株は白色の花を咲かせます。

2017年4月7日

川いっぱいの雪解け水です。

Filed under: 未分類 — 土倉製材所 @ 5:28 PM

4月7日  雨のちくもり

夜 気温が上がってしかも雨、雪解けが一遍に進んで川は洪水のよう。濁った水が渦をまいて流れています。

さて、気温が上がってくると必要なくなるのが暖房機。 
信州の山奥にいる限り冷房の心配はないんですが 暖房機ばかりは必需品。
これが無くては人類は生き延びることが出来なかったんだと歴史書にも載っております。

その暖房判断の難しいのがこれからの時季。
朝寒くて薪ストーブに火を入れても 日中気温が上がると家中ムシムシして不快指数100、とても家にいられません。 
窓を全部開け放って半袖シャツ一枚、真夏の仕度でお仕事です。

で、夕方 山霧が下りてくると急に寒くなって 防寒ジャンバーを着て薪ストーブの周りで暖を採るという 一日に夏と冬が同居するようになるのがこれからの季節。

今日 豊野町を通りかかったら梅の花が咲き始めていました。 
花見の宴でも山から冷気が下りてきて酔いが醒めちゃうなんてこと信州の山奥では珍しくありません。

夏も近づく八十八夜まであと二十五日、 八十八夜の別れ霜なんて言い伝えが残ってるくらいですから まだまだ暖房機は手放せないんですよ。

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2017年4月6日

スギ花粉

Filed under: 未分類 — 土倉製材所 @ 8:55 AM

4月6日  くもり

春ですねー、国道向かいの杉山から緑色の花粉が風に舞って吹き出すのが見えてるんです。

花粉症でお困りの方はこんなのを見たら目を回すかもしれません。

春になって杉の山が赤く見えるのは雄花の色、雌雄同株の杉なのでありますが 雌花一つに対して雄花が100倍、圧倒的に多いんです。
その雄花が頃合い良しと一遍に花粉を放出するんですからグリーンの煙が舞って見えるというわけ。

ほとんどは雌花にたどり着かないで地面に落ちちゃうんです、可哀そうですね。 

たどり着けなかった花粉が地にも吸収されずアスファルトやコンクリートに落ちて再び風に舞って・・これが花粉症を引き起こすわけ。

言ってみれば雌花にも見放され 土にも帰れなかった花粉の逆襲とも言えます。

杉の木はスギボックリから取り出した実で育苗する方法と、枝を挿し木して育てた苗の二通りがあって実生のほうがいろんな遺伝子を持っているのでより自然、一方の挿し木で育った杉は親木と全く同じ木になるそうで良い木を作るにはこの方が合理的。

しかしそれは人間にとっての都合の良さであって自然木そのものの良さを失くしています。  

木は節があって当然、曲がるのも割れるのも自然現象と思えるようになったらスギ花粉症は治ります。・・・本当に!

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腕が悪いと言うか 曇り空が悪いと言うか、杉の雄花の赤いのが撮れないんです。

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写真 撮り直しました。 少しは見られるでしょうか?

2017年4月5日

枕を高くして眠る

Filed under: 未分類 — 土倉製材所 @ 6:16 AM

4月5日  はれ

皆さま、眠るとき枕は使いますか? それは硬いですか柔らかいですか、高いですか低いですか?

人生の三分の一は眠りにあるなんて言いますから できればぐっすりと眠りたいですよね。 

今は科学の時代、枕も種類がいっぱいあってどれがいいかわからないのが本当の所。

実際使ってよーく眠れるのが良いんでしょうが なかなかこれがいい!って枕に当たらないもんです。

私の場合 睡眠導入的に使うだけ、眠りに入る一刻枕があればいいだけで 朝起きた時大抵枕が外れているんです。

そんな寝方ですから枕は何でもいいんですが ここ数ヶ月 肩から二の腕にかけて痛みがあって眠るときの姿勢が定まらないんです。 

そこで寝具店で堅い高めの枕を買ってきて使い始めたところ 痛みが和らいでよーく眠れるようになったような気がするんです。

ところが「おとうさん、いびきをかくようになったよ、途中で息が止まってる、数えたら60秒は息をしてないよ」だって。

枕を変えてから時々無呼吸になっていたようです。 身体に合った枕を探すのは難しいもんです。

2017年4月4日

清明

Filed under: 未分類 — 土倉製材所 @ 8:24 PM

4月4日  はれ

生命・・姓名・・声明とせいめいを漢字にして思いつくものをあげたら簡単に数個出てきました・・・今日は24節気のひとつ清明。

立春から数えて60日、春分から15日目、次第に春めいていい季節になってきましたね。
「万物発して清浄明潔なれば、此芽は何の草としれるなり」ということで地面から生えた草の種類が解っちゃう、そんな意味らしいです。

24節気は大まかに数えて15日刻みの季節の変化、 次の15日目は穀雨、穀物の種まきにいい雨が穀雨? それまでに雪が融けるかしら?

清明は読んだとおり清く清く明るい季節。 
むかし 清く明るい選挙なんてのもありましたし 清く貧しく美しくなんて映画の表題もあったような。

又、山田太郎さん歌う「清く明るく美しく」なんてのもありました。 そういえば山田太郎さん元気でいるんでしょうか、私と同じ団塊の真ん中なんですよ。
あの頃働きながら学ぶのは極普通で「新聞少年」で紅白出場でしたね。 井沢八郎さんの「ああ 上野駅」なんてのも懐かしい歌なのであります。

清明から話が脱線してしまいましたが 犬や猫でなくても春は心躍るもの。 また若くなくても明るくなくても雪崩は消えるし花も咲く季節なのでありますよ。

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清明になって邪魔だと思ってた木がネコヤナギと知れました。

2017年4月3日

入園式

Filed under: 未分類 — 土倉製材所 @ 8:58 PM

4月3日  はれ

4月最初の月曜日です。 

保育園の入園式で息子夫婦は孫を連れて保育園に出かけていきました。

もっとも共稼ぎ夫婦で、今日入園する孫も2年前から未満児で保育園にご厄介になっている いわば通いなれた施設に改めて保育園児として入園するという手続きになっているようです。

そんなこと子供にしてみれば全く関係のないことでいつも通りに「せんせい おはようございます。 みなさん おはようございます」とやってるんじゃないでしょうかね。

ただ 今日初めて入園する子にとって親と離れ離れにさせられる保育園は恐怖でしかないのも自然なこと。  

慣れるまで親にとっても先生にとっても大変な日々が続きそうです。

話変わって・・来年から小学1年生から道徳の授業が始まると言われています。 

その道徳の教科書の検定で今ひと騒動持ち上がっているようです。 

「パン屋」を「和菓子屋」に変えたり「おじさん」を「おじいさん」に「アスレチックのある公園」を「和楽器のお店」に変えたりと文科省の検定意見書により より日本的なものに変えるよう指導しているようです。 このまま続けば下着はパンツでなく褌を着用する日も近そうです。

さて、この子が小学校にあがるのは三年後、その時の道徳の教科書に載るお店はパン屋さんか和菓子屋さんか?とても興味が引かれます。

2017年4月2日

道普請

Filed under: 未分類 — 土倉製材所 @ 2:50 PM

4月2日  はれ

今日は区の道普請。

朝7時半、組長さんちの前に集合ということで スコップを担いで道路に出たら 道の向こうで同級のケサっちゃんと顔を合わせ 一緒に行くことにしました。
小さい頃遊んだ友達は、じいさんばあさんになってもちゃん付けで呼ぶんです。
当人同士の違和感はありませんが他人様が聞いたら変かもしれません。

さて、現場につき組長さんの説明で道路に砕石を撒く仕事を始めました。 皆さんそれなりに年齢の行った方が多く息を入れながらの作業。

「去年 この道を通ったらあそこでクマが昼寝していて・・」「イノシシがブルーベリーの根っこを掘ってた」 「カモシカが水を飲みに来てた」・・ここは本当に人の住んでいるところかね?

スコップを杖代わりに立ち話、動物園の中に村があるような話が聞けて面白い面白い。

日陰にはまだ多くの雪が残っていますが日当りのよい所は草の芽やフキのトウも見えて春ですね。 

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2017年4月1日

やしょうま

Filed under: 未分類 — 土倉製材所 @ 11:57 AM

4月1日  くもり 寒い

4月に入りました。 故郷を離れ新しい環境のもとで新生活を送り始めた方も多いとおもいます。 頑張ってください、応援してますよ。

新年度が始まってからで何なんですが、三月のブログにのせ忘れた記事があったので入れますね。

米粉でつくる北信州の郷土菓子が「やしょうま」。 3月15日がやしょうま作りの日。

我が家はそんな昔からの言い伝えや食を伝える文化はありませんで 本日写真にあげるのも”もらい物”。

「残り物で悪いんだけど食べて」って昔の娘さんから手渡されたものなんです。

北信州の食べ物でこんなにカラフルに色付けされたものは他にありません。 

子供の頃おふくろさんが作ってくれたのを思い出しましたが こんなにいろんな色無かったぞ。 

食べ方は薄く切って焦げ目がちょっと付くくらいあぶって砂糖醤油をつけるんです。

小腹の空いたときのおやつに丁度いい感じ。 

北信州を離れている皆様、故郷を思い出して作ってみてはいかがですか?

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