2014年6月2日

高原の名前が変わっても。

Filed under: 未分類 — 土倉製材所 @ 7:17 PM

今年初めて蝉の声を聞きました。 春ゼミです、鳴き方に特徴があってジ~ン ジ~ンと 抑揚をつけた鳴き声は「あ!蝉が鳴いてる」 と気付かせてくれます。

これが山の中で集団で鳴かれるとジーーーと抑揚がなくなって、耳鳴りと間違えるから不思議なもんです。

このところの馬鹿陽気で、春ゼミではなく本格のアブラゼミなんかが鳴きだしやしないかと耳をそばだてているんですが、流石に彼らは7年の土中生活を体内時計で計っているから、少しくらい暑くっても出て来やしません。

それより夏になるとカラマツ林に烏が集まるのをご存じですか? 7年を土中で過ごした蝉の幼虫が羽化するために土中から這い出してカラマツの木に登り始める時をカラスは知っているんです。

木の上でジッと待っていると餌が土の中から現れるという実に効率のいい仕事をしてるんです。 やっぱりカラスは頭がいい!

可哀そうなのはセミ、やっと日の目を見たかと思ったらカラスの胃袋に、これが本当の鳴くに鳴けないセミの一生。

弱肉強食の世であればこれも仕方ない、きっとそのうち 夜 羽化するセミが出てくるような気がします。 動物はそのように進化してきたのですから。

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夜7時過ぎの故郷の山々の夜景。 上の写真は飯縄山。

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同じく 黒姫山。

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同じく妙高山。  上の山々は全部国立公園指定を受けていますが今度この上信越高原国立公園が二つに分割されます。  もともと三国山脈や浅間山が国立公園指定され、その後妙高、野尻湖戸隠などを追加指定されたもので 2014年に再度分割するんだそうです。 日本で二番目の広さだった国立公園を分割してどんないいことがあるのか教えて欲しいもんです。

2014年6月1日

葉っぱで覚える樹木、その一

Filed under: 未分類 — 土倉製材所 @ 4:33 AM

青葉若葉の茂る頃となり山々は迷彩色に彩られております。 そんな時に山に入って木を探索するのも面白いもんです。

私たちが山仕事をしていてもこの木何の木?なんて首を傾げることは良くある事。 それでもある程度は知っていないと恥ずかしいんでありますよ!

さて、そこで広葉樹は生えているうちに見極めてしまおうと樹皮と葉っぱで覚えることにしていますよ。

下の写真は似た葉で間違えやすいんですが、特徴を掴めば大丈夫。

先ず下の葉、 これはミズナラです。 コナラに比べて葉が大きいのと葉の付け根が短い、枝にいきなり葉っぱが付いている感じと言えばいいんでしょうか。

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比べて下の葉はコナラ、 葉が小さいのと枝から葉の間が空いてるのがわかるでしょうか。 上のミズナラと比べるとよくわかります。

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楢の木は風が吹くと葉同士が擦れて鳴るからナラと呼ばれるようになったとか。 ただし楢の木は無いんでコナラかミズナラなんです。

2014年5月31日

今日はタバコの日

Filed under: 未分類 — 土倉製材所 @ 2:13 PM

風薫る五月も最後です。 思い残したこと、やり残したことはございませんか?

さて、今日は世界禁煙デー、1989年の今日WHOで決められた 喫煙者には肩身の狭い日なのであります。 そんなに体に悪ければ売らないが良かろうと思うのでありますが皆さんのご意見は如何。

我社の喫煙率は50%、我が家の喫煙率も50%でいずれも全国平均よりかなり高い数値を示しております。

では何故タバコを吸うのでありましょうか? これには歴史の検証が必要と思うのです。もともとわが家系に喫煙者はいませんでした。 ただほんの時々、親父が貰いタバコの新生を吸っており、このタバコの煙の良い匂いに少年の心は揺れるのでした。 いつか吸ってやろう!と。

時は移り、少年が高校生の時には胸のポケットに 「いこい」 が隠されておりました。 その後少年は父になり、日に80本も吸うヘビースモーカーになっておりました。 でありますから、子供たちは赤ん坊の時から受動喫煙者にされており、年頃になってからは自分で自販機から好きな銘柄タバコを買ってくるようになっていました。

そんなわけで、我が家の喫煙率を上げている元凶は私であり、タバコが健康に悪いなどと注意しても全く説得力を持ちません。 ・・・・・・私ですか? 私は今から15年ほど前、ニコレットガムで顎が関節炎を起こすほど噛んで、ようやく中毒から抜け出すことができました。 現在中間休みというスタンスであり、禁断症状が出れば吸い始めてしまうかもしれない意志薄弱な元タバコ常習者であります。

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戦中派の小父さんは配給タバコが無くなるとヨモギを乾して吸ったと言ってました。その位タバコには中毒性があったということでしょうか。いがらっぽくて咳き込むそうです。 吸わないで灸にすれば効いたでしょうに。

2014年5月30日

ウッデイライフ→夢の丸太小屋に暮らす。

Filed under: 未分類 — 土倉製材所 @ 11:03 AM

「御届け物でーーす」 クロネコ宅急便のお姉さんが封筒入りのズシリと重い品物を置いていきました。 (株)地球丸の刊行する木の好きな人向け本 「夢丸」(本名、夢の丸太小屋に暮らす)が届いたんです。

毎月購読しているわけではないんで今回はちょっと訳あり、6年前につくったログハウスが記事として掲載され記事元に無料で送付してくれたんであります。

この記事以前の3月号には諏訪郡原村の牧野邸が紹介され、今回7月号には那須高原の谷嶋邸と立て続けの掲載であります。広告料も払わないで日本全国に情報発信していただきお礼の申しようもありません。

そういえば今から30年ほど以前、長野市の住宅が掲載されたことがありましたっけ。 施主は20代の青年で、結婚する新所帯をログハウスでと決めてくれたんです。 その青年も今50代半ば、子供が 家を建てた時の施主の年になっております。

あの時は山と渓谷社が年4回発刊していたウッデイライフでした。  その時以来木の好きな人のバイブルともいうべきウッデイライフを書店で立ち読みしたもんです。 多くの木の達人が記事になっていましたが、時には奇人変人もあって親近感を覚えたもんでした。 名を変え夢丸となっておりますが増々のご発展を願っております。

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左が3月号 右が7月号

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7月号に掲載された那須高原谷嶋邸。

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3月号に掲載された牧野邸。

2014年5月29日

ツツジの山は花盛り。

Filed under: 未分類 — 土倉製材所 @ 6:05 PM

先週の日曜日、栃木県は那須町のツツジ園に行ってまいりました。 那須連山の麓にある八幡つつじ園は、今が盛りとツツジが咲き誇っておりましたよ。

もともとは牧場だった所で、馬や牛がツツジだけは食べなかったので大群落になったのだとか。 13町歩の広さに10万本の山ツツジやレンゲツツジがあって、なかなかの見ものでありました。

特筆すべきはツツジの木が大きく 我々の背丈を越えるものばかり、木道が無かったら迷子になってしまうほどの木の大きさでした。

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紅満天星躑躅

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燃えるような山躑躅

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茶色のホテルの後ろが那須連山主峰の茶臼岳1915m、活火山で今でも噴煙を上げているそうです。

2014年5月28日

楠の匂いは虫が嫌がるはずなのに楠蚕とはこれいかに?

Filed under: 未分類 — 土倉製材所 @ 5:55 AM

下の写真は栃の若木です。 葉っぱが美味そうではありませんか!この葉っぱを使ってチマキを作るところもあるとか。

見る限りでは このままでも食べられそうですが、私は青虫や毛虫ではありませんから食べやしません。

この葉に付く大きな白い毛虫を知ってますか?栗の葉にもついて、時期になると落ちて地面を這ってるのを見かけますよね。

あの毛虫、楠蚕(クスサン)て言うんだそうです。 羽に目玉模様のある大きな蛾になります。

子供の頃、この毛虫からテグスができるなんて聞いて 釣り糸欲しさに試したけれど一回も成功しなかったですよ。 子ども同士の情報でしたから やり方が違っていたのか、時期があったのかもしれません。

今年この毛虫が発生したら再度挑戦してみましょう。

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栃の花です。 山に行くと大きな木に一杯の花をつけていますよ、今が盛りです。

2014年5月27日

中房→乳房→烏→犀→千曲

Filed under: 未分類 — 土倉製材所 @ 4:46 AM

北アルプス燕岳に源を発し深い谷々の支流を集めて流れる中房川は穂高有明で乳川と合流して乳房川(穂高川)と名を変えます。

下の写真は中房川沿いの赤松林を切り開いて宅地造成しているところです。 川の名前となった中房温泉はここより15kmほど上流にあり燕岳と有明山からなる合戦沢にあります。

乳川の名は花崗岩が多く川の水が白く見えるところからついた名だとか。 ここ中房川も川底は花崗岩の白い岩肌で水の色が白みがかって見え清流を際立たせております。

この造成地も川沿いということもあって大きな花崗岩がゴロゴロとしており以前は採石場となっていたのか木端石がうず高く積まれていました。

それにしても、赤松の成長力はすさまじく石ばっかりの土地柄にもかかわらず樹高20mほどに育っています。

伐った木は薪材として利用できるんじゃないかな、 しばらくは石との格闘になりそうです。

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2014年5月26日

名刺

Filed under: 未分類 — 土倉製材所 @ 8:55 AM

「わー 珍しい名刺、コシアブラって美味しいんですよね! 季節によってシリーズになってるんですか?」

私が今度作った名刺を渡した時の相手方の反応です。 わたしの名刺でこんなに喜んでくれるなんて、今まで一度も無かったことだよ。

仕事関係で戴く名刺は、社名や地位などが記され 時には顔写真などもあって 自分あるいは会社をアピールする工夫をするのが普通。  それが旬の山菜を写真に入れたから珍しがられたんでしょう。

妻を助手席にドライブするとき 「あれは何? これは何?」なんて聞かれて、あーそうか!自分は知っていても一般に知られてないことって意外と多いのかもしれない、ということに気が付いたんであります。 そこで山菜や山の木、キノコなどの写真を名刺に貼りつければ 名刺を渡した時の話題に困らないのではと秘かに思うのでありました。

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2014年5月25日

日曜日

Filed under: 未分類 — 土倉製材所 @ 5:07 AM

国道117号線を走って新潟県に入りました。 津南町、十日町、小出町を通りかかって思ったもんです、本当にこっちの人はコゴミぜんまいを食べないんだって!

山の麓や田の畔にコゴミの伸びきった若緑のシダがそれこそ一面に生えているんですよ。 こんなにあるんなら鎌で刈り取れるのにやっぱり食べないんでしょう、 長野の人は草を食べるんかい!なんて言う越後の人がいるくらいなんですから。 食べないから株が大きく育ち増々立派なコゴミに成長するということなんでしょう。

そういえばワラビもゼンマイもコゴミも虫が付いたのは見かけませんね、虫の嫌う物質が入っているんかしら? 反対に筍には虫の入ってるのが多くあって料理の途中で虫退治をしなければなりません。

小出町の奥、入広瀬村は山菜共和国の名を持つ山菜の宝庫です。 ただ山が深いので地理に疎い人は迷ってしまうようで、この日も沢沿いで警察と消防が救助訓練をしてましたよ。

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白根あおいも咲きました。

2014年5月24日

根曲りが出たぞ。

Filed under: 未分類 — 土倉製材所 @ 6:35 PM

いよいよ山菜シーズンも最盛期となってきたようなのであります。 というのも栄村産の根曲り竹の子が売店に並んでいました。

根曲り竹の子の採れる時期はピンク色の姫空木や、白い房状に垂れ下がって咲くニセアカシアが咲くのを私は目安にしています。

栄村には、昭和の秘境などと呼ばれた秋山郷もあって山が深く、わらび、コシアブラ、独活、タラノメ等々いろんなものが一遍に売店に並んでいました。

我が故郷では、春のタラノメやワラビには興味を持たないお父っつあんも、根曲りが顔を出し始めるとリュックを背負って竹藪を這いずり回るようになります。

竹の子汁は味噌汁仕立てで、サバ缶を入れて食べるのが一般的、北信では根曲りが出始めるとサバ缶が値上がりするほどなんですから。 そのくらいこの筍はうまいということなんです。  一度採りにおいで! 案内するよ。

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