2013年10月31日

月末は忙しいぞ。

Filed under: 未分類 — 土倉製材所 @ 8:58 PM

10月も今日で最後、たいへんです。ことしも後2か月しか残っていないから。

しかも木曜日の月末なんて! 木曜日は木工の先生の日、月末は製材所の社長としてお付き合いしてくださる皆様にお支払をいたさなくてはならない日。

こんな日を何て言いましたっけ? 盆と正月が一遍にきたようだ!は ちょっと違うぞ。 そうそう、猫の手も借りたいほどの慌ただしい一日となりました。

残念ながら我が家には犬とニワトリが同居しているだけ、手を貸してくれる猫はどこにもおりません。 ただひたすら努力するのみの一日でございました。

あーーあ、疲れた、このごろ何をするにも「どっこいしょ」の掛け声が必要になってしまいました。 年頃なのかしら? 柔道の内股で痛めた膝が治らず、座姿勢から立ち上がる時など 膝に手を置いて本気になって「どっこいしょ!」って言わないと立てないんです。いやですねー、困ってしまいます。

あすから霜月、ますます関節が硬直してくる有難くない季節の到来です。 皆様も「わしゃ若い」なんて粋がらず御身大切に長生きしましょうよ。

2013年10月30日

煙突小僧の煤之助

Filed under: 未分類 — 土倉製材所 @ 7:49 PM

さて その次はお湯うやの 煙突掃除に住み込んで ふだん着なれしメリヤスの しゃつ ももひきも穴だらけ 黒く染まってその名せえ 煙突小僧の煤之助!

落語「湯番や」を演じる桂伸治師匠の一くさりです。

寒くなってきました。 薪ストーブを使っている家ではそろそろストーブに火を入れたくなる季節となってきました。 火を入れる前にしておかなければならない必須事項が煙突掃除。

今日も、数年前に建てた住宅の屋根に登って煙突小僧煤之助をやってきました。 きっちり詰まった脂煙管ではありませんが、硬化した煤が煙突のほぼ7割を埋めていました。 きっと今年の三月ころは燃えが悪く部屋の中が煙たかったのではないでしょうか?

月に数回でいいですから空気を全開にして煙道の温度を上げて下さい、そうすればこのような硬化した煤にはならないはずです。 硬化した煤は、これが燃えて煙突が真っ赤になり慌てさせます。

煙突掃除後、ストーブの天板でお燗をつけ、チビリ チビリとやってください。薪ストーブの炎は得も言われぬいい雰囲気で、夢のような世界をつくってくれます。 いえ、本当に!

2013年10月29日

八ヶ岳とは?

Filed under: 未分類 — 土倉製材所 @ 6:53 AM

10月も残り少なくなってしまいました。そこで紅葉が始まった八ヶ岳にいってきました。

その昔、富士山が自分より高い山があることを気に入らぬと蹴飛ばした跡が八ヶ岳になったなんて富士山暴力説や、互いに競い合って噴火を繰り返しては嵩上げをして、勢い余って天辺が吹き飛んでしまった八ヶ岳自爆説など、昔の人はこの山を見てはいろんな話を考えていたんでしょう。

八ヶ岳とは南から北まで20ほどの山並みを言うのであって、これがそうだよっていう山が無いのもめずらしい。 それでも遠くから赤岳、天狗岳のある南八ヶ岳を指差して八ヶ岳が見えた!って言うのが一般的かな。

♪秋の夕日にてる山もみじーなんて歌をうたいながら八ヶ岳山麓をハイキングするのも楽しいですよ、ちょこちょこ雑木林でキノコを見つけながらなら、なお楽しいです。

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2013年10月28日

Filed under: 未分類 — 土倉製材所 @ 6:01 AM

以前から山行きにいれば便利だと思う生き物が馬でしたが、本当はもうちょっと違う思惑もあってのことなんです。

私が17歳の時お世話になった先生の話です。その時すでに県庁を退職していたんですから明治生まれの先生だったと思うんです。

茶飲み話に満州の話をしていました。 先生が馬で 出かけ、出先で一杯ごちそうになっての帰り道、馬上で眠っても家まで違えることなく帰り着く、実に利口なもんだ!って。

その言葉が今でも残っていて、出先で飲んだ時などいつも馬がいればなーなんてケシカラヌ事を考えてしまいます。

未来の自動車は行き先をINすれば自動運転で連れていってくれるそうです。実現はそう遠いことでなく実験車ができているとか。

やっと時代が馬に追いついて来たというところでしょうか。

昔、同業だった人が開いている乗馬クラブ

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馬の砂浴び

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2013年10月27日

キノコは未だ早いです。

Filed under: 未分類 — 土倉製材所 @ 12:44 PM

台風も過ぎ、我が故郷は平穏な日を取り戻しましたが、皆様のところはいかがでしたでしょうか?

さて、夕べから降り続いた雨も上がり、山にキノコの顔を見に行く絶好な日曜日となりました。

山に行くといっても、住んでいる所が山ですから自動車に乗ってなんてんじゃ無く歩いて裏山に入ってみました。

今年は暑い日が続いたせいかキノコの出が悪いと聞いていましたが正しくその通りまだまだキノコの顔が出そろいません。

早めに出るカタハが少々見えただけの山行となってしまいました。この辺りは標高が低いのでまだまだ早いというところでしょうか。

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くりたけもちょっと出始めました。

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2013年10月26日

四賀村

Filed under: 未分類 — 土倉製材所 @ 12:02 PM

長野県四賀村といってすぐあそこか!と思うのは関係者あるいは近隣市町村。 どうということのない村で、どの辺にあるのかも知らない人がほとんど。

今は松本市に合併したため直のこと埋もれてしまった村でありますが機会があって今日訪れてみました。 四方を山に囲まれた地形で点在する家々が平和な田園風景を形作っております。

ここに平安の頃できたと言われる真言宗の寺があって年に一度の文化祭が開かれていました。 古寺らしく県宝の真言伝来八祖像の掛け軸が展示されておりました。

不謹慎だとお叱りを受けるかもしれませんが、香が焚かれた講堂に響く4人の僧侶の読経の声は催眠効果充分。

ここで私は悟りました、経文とは夢の世界に連れていく暗示に違いないと。同時に大正琴が奏でられ、何ともはや極楽につれていってもらったような心地でございました。

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2013年10月25日

なべ料理

Filed under: 未分類 — 土倉製材所 @ 3:58 AM

寒くなってきました。夕飯は鍋なんぞいかがでしょうか?

鍋が食卓にでてくるとやたらに采配を振いたがるのが鍋奉行。 奉行があれば代官も必要ということで灰汁が出てくると取り除くことばかり気にする灰汁代官。

奉行と代官がでてくればこんな人も出てきます。 鍋ができるのを只待つ待ち奉行、女性なら待ち娘、そして最後が鍋など見向きもせずただ飲むだけの飲民・・・・と、ここまでがNHKの受け売り、うまいこと名づけてくれました。

そこで、これだけじゃ足りないと登場人物を増やすことにしました。
肉ばかり狙って食べる人を食人、 鍋が焦げないよう火の番をする人に火等改め役、そして最後に勘定奉行がレジ前に立つ。

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2013年10月24日

山椒

Filed under: 未分類 — 土倉製材所 @ 5:42 PM

山の唐松を見にいったら山ブドウのツルが太く絡み付いています。来年の芽吹き時、充分に水を吸い上げてから採りにきましょう。 そのほかに山椒が実をつけていました。 この殻が粉山椒の元になります。木はすりこ木に、葉も若実も香りのいい食材になり、捨てるのは黒い実だけ。一年かけて実をつけたのに役に立たないなんてちょっと可哀そう。

「山椒は小粒でもピリリと辛い」の格言もあって昔から何かと人間界との付き合いも深く、とくにウナギには欠かせない薬味になっています。対語には「独活の大木」なんて役に立たない奴の代名詞が鎮座まします。

おどろき 桃の木 山椒の木 ブリキにタヌキに蓄音機なんてね! 驚いた時の調子のいい言葉にも出てくる山椒であります。

下の写真の黒い実は種族保存のためのもの。 食用粉山椒は黒い実を包んでいた殻をすり鉢で粉にしたもの。

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2013年10月23日

冬がくるぞ!

Filed under: 未分類 — 土倉製材所 @ 4:00 PM

大きな畑と狩猟でほとんど自給生活をしていた隣町のAさんが去年亡くなりました。 10年ほど以前都会から開拓地に移住してきたパイオニアで私より2歳年上でした。 住んでいる所も既存の村から大きく離れお山の大将を気取っていたもんです。

残された奥方は私と同年で60の半ばでございます。 あたりに人家の見えない野中の一軒家で怖くはありませんか?と尋ねると「平気よ!」なんて返してきます。夫婦でいるときは 力仕事や機械いじりはご主人が担当していましたが、今はほとんどご自分でなさっています。

いよいよ北の空が暗く曇ってきて 冬の到来の近いことを物語っております。 冬の準備を急がなくてはなりません。雪が降ったら公道から600mある 野中の一軒家までの交通手段をどうするかが頭の痛いところです。

1.2mは積雪のある場所です、宅急便や郵便もきます、それより何より本人が出入り出来なければ不便でしょうがないでしょう。

今まではご主人が小まめに除雪機で飛ばしていたんですが、今年から私たちが及ばずながらサポートいたします。

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2013年10月22日

晩秋

Filed under: 未分類 — 土倉製材所 @ 5:52 PM

仲秋の名月はもう終わってしまいましたが先夜の一五夜もいい月でした。 晩秋の名月とでも言うんでしょうか。

さて、先日のブログで台風の当たり年だと書きましたが現在27,28号と続いて発生して日本に接近するような動きを見せています。

明日は霜降、霜が降りるころであり北の国から冷たい風が吹き下ろす時期であります。 そんな時期であるにもかかわらず、南の海で生まれた熱帯低気圧が北上してきました。

ちょうど日本列島を相撲の仕切り線に見立てて北風と熱低の押し合いになるんではないでしょうか。イソップ物語の北風と太陽の話のようでどちらが勝つか見ものでございます。

できれば物語とは逆に北風に勝って欲しいのですが今回の太陽の落とし子は強烈な性格をしているようで侮れません。

そして今回初めて聞いた藤原効果という作用で動きはより複雑になるそうです。 同じ回転方向の歯車がぶつかれば回転が止まってしまうはず、藤原効果でなく相互干渉というか相殺されてゼロになるのが一番なんですがね!

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