2014年5月31日

今日はタバコの日

Filed under: 未分類 — 土倉製材所 @ 2:13 PM

風薫る五月も最後です。 思い残したこと、やり残したことはございませんか?

さて、今日は世界禁煙デー、1989年の今日WHOで決められた 喫煙者には肩身の狭い日なのであります。 そんなに体に悪ければ売らないが良かろうと思うのでありますが皆さんのご意見は如何。

我社の喫煙率は50%、我が家の喫煙率も50%でいずれも全国平均よりかなり高い数値を示しております。

では何故タバコを吸うのでありましょうか? これには歴史の検証が必要と思うのです。もともとわが家系に喫煙者はいませんでした。 ただほんの時々、親父が貰いタバコの新生を吸っており、このタバコの煙の良い匂いに少年の心は揺れるのでした。 いつか吸ってやろう!と。

時は移り、少年が高校生の時には胸のポケットに 「いこい」 が隠されておりました。 その後少年は父になり、日に80本も吸うヘビースモーカーになっておりました。 でありますから、子供たちは赤ん坊の時から受動喫煙者にされており、年頃になってからは自分で自販機から好きな銘柄タバコを買ってくるようになっていました。

そんなわけで、我が家の喫煙率を上げている元凶は私であり、タバコが健康に悪いなどと注意しても全く説得力を持ちません。 ・・・・・・私ですか? 私は今から15年ほど前、ニコレットガムで顎が関節炎を起こすほど噛んで、ようやく中毒から抜け出すことができました。 現在中間休みというスタンスであり、禁断症状が出れば吸い始めてしまうかもしれない意志薄弱な元タバコ常習者であります。

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戦中派の小父さんは配給タバコが無くなるとヨモギを乾して吸ったと言ってました。その位タバコには中毒性があったということでしょうか。いがらっぽくて咳き込むそうです。 吸わないで灸にすれば効いたでしょうに。

2014年5月30日

ウッデイライフ→夢の丸太小屋に暮らす。

Filed under: 未分類 — 土倉製材所 @ 11:03 AM

「御届け物でーーす」 クロネコ宅急便のお姉さんが封筒入りのズシリと重い品物を置いていきました。 (株)地球丸の刊行する木の好きな人向け本 「夢丸」(本名、夢の丸太小屋に暮らす)が届いたんです。

毎月購読しているわけではないんで今回はちょっと訳あり、6年前につくったログハウスが記事として掲載され記事元に無料で送付してくれたんであります。

この記事以前の3月号には諏訪郡原村の牧野邸が紹介され、今回7月号には那須高原の谷嶋邸と立て続けの掲載であります。広告料も払わないで日本全国に情報発信していただきお礼の申しようもありません。

そういえば今から30年ほど以前、長野市の住宅が掲載されたことがありましたっけ。 施主は20代の青年で、結婚する新所帯をログハウスでと決めてくれたんです。 その青年も今50代半ば、子供が 家を建てた時の施主の年になっております。

あの時は山と渓谷社が年4回発刊していたウッデイライフでした。  その時以来木の好きな人のバイブルともいうべきウッデイライフを書店で立ち読みしたもんです。 多くの木の達人が記事になっていましたが、時には奇人変人もあって親近感を覚えたもんでした。 名を変え夢丸となっておりますが増々のご発展を願っております。

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左が3月号 右が7月号

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7月号に掲載された那須高原谷嶋邸。

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3月号に掲載された牧野邸。

2014年5月29日

ツツジの山は花盛り。

Filed under: 未分類 — 土倉製材所 @ 6:05 PM

先週の日曜日、栃木県は那須町のツツジ園に行ってまいりました。 那須連山の麓にある八幡つつじ園は、今が盛りとツツジが咲き誇っておりましたよ。

もともとは牧場だった所で、馬や牛がツツジだけは食べなかったので大群落になったのだとか。 13町歩の広さに10万本の山ツツジやレンゲツツジがあって、なかなかの見ものでありました。

特筆すべきはツツジの木が大きく 我々の背丈を越えるものばかり、木道が無かったら迷子になってしまうほどの木の大きさでした。

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紅満天星躑躅

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燃えるような山躑躅

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茶色のホテルの後ろが那須連山主峰の茶臼岳1915m、活火山で今でも噴煙を上げているそうです。

2014年5月28日

楠の匂いは虫が嫌がるはずなのに楠蚕とはこれいかに?

Filed under: 未分類 — 土倉製材所 @ 5:55 AM

下の写真は栃の若木です。 葉っぱが美味そうではありませんか!この葉っぱを使ってチマキを作るところもあるとか。

見る限りでは このままでも食べられそうですが、私は青虫や毛虫ではありませんから食べやしません。

この葉に付く大きな白い毛虫を知ってますか?栗の葉にもついて、時期になると落ちて地面を這ってるのを見かけますよね。

あの毛虫、楠蚕(クスサン)て言うんだそうです。 羽に目玉模様のある大きな蛾になります。

子供の頃、この毛虫からテグスができるなんて聞いて 釣り糸欲しさに試したけれど一回も成功しなかったですよ。 子ども同士の情報でしたから やり方が違っていたのか、時期があったのかもしれません。

今年この毛虫が発生したら再度挑戦してみましょう。

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栃の花です。 山に行くと大きな木に一杯の花をつけていますよ、今が盛りです。

2014年5月27日

中房→乳房→烏→犀→千曲

Filed under: 未分類 — 土倉製材所 @ 4:46 AM

北アルプス燕岳に源を発し深い谷々の支流を集めて流れる中房川は穂高有明で乳川と合流して乳房川(穂高川)と名を変えます。

下の写真は中房川沿いの赤松林を切り開いて宅地造成しているところです。 川の名前となった中房温泉はここより15kmほど上流にあり燕岳と有明山からなる合戦沢にあります。

乳川の名は花崗岩が多く川の水が白く見えるところからついた名だとか。 ここ中房川も川底は花崗岩の白い岩肌で水の色が白みがかって見え清流を際立たせております。

この造成地も川沿いということもあって大きな花崗岩がゴロゴロとしており以前は採石場となっていたのか木端石がうず高く積まれていました。

それにしても、赤松の成長力はすさまじく石ばっかりの土地柄にもかかわらず樹高20mほどに育っています。

伐った木は薪材として利用できるんじゃないかな、 しばらくは石との格闘になりそうです。

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2014年5月26日

名刺

Filed under: 未分類 — 土倉製材所 @ 8:55 AM

「わー 珍しい名刺、コシアブラって美味しいんですよね! 季節によってシリーズになってるんですか?」

私が今度作った名刺を渡した時の相手方の反応です。 わたしの名刺でこんなに喜んでくれるなんて、今まで一度も無かったことだよ。

仕事関係で戴く名刺は、社名や地位などが記され 時には顔写真などもあって 自分あるいは会社をアピールする工夫をするのが普通。  それが旬の山菜を写真に入れたから珍しがられたんでしょう。

妻を助手席にドライブするとき 「あれは何? これは何?」なんて聞かれて、あーそうか!自分は知っていても一般に知られてないことって意外と多いのかもしれない、ということに気が付いたんであります。 そこで山菜や山の木、キノコなどの写真を名刺に貼りつければ 名刺を渡した時の話題に困らないのではと秘かに思うのでありました。

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2014年5月25日

日曜日

Filed under: 未分類 — 土倉製材所 @ 5:07 AM

国道117号線を走って新潟県に入りました。 津南町、十日町、小出町を通りかかって思ったもんです、本当にこっちの人はコゴミぜんまいを食べないんだって!

山の麓や田の畔にコゴミの伸びきった若緑のシダがそれこそ一面に生えているんですよ。 こんなにあるんなら鎌で刈り取れるのにやっぱり食べないんでしょう、 長野の人は草を食べるんかい!なんて言う越後の人がいるくらいなんですから。 食べないから株が大きく育ち増々立派なコゴミに成長するということなんでしょう。

そういえばワラビもゼンマイもコゴミも虫が付いたのは見かけませんね、虫の嫌う物質が入っているんかしら? 反対に筍には虫の入ってるのが多くあって料理の途中で虫退治をしなければなりません。

小出町の奥、入広瀬村は山菜共和国の名を持つ山菜の宝庫です。 ただ山が深いので地理に疎い人は迷ってしまうようで、この日も沢沿いで警察と消防が救助訓練をしてましたよ。

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白根あおいも咲きました。

2014年5月24日

根曲りが出たぞ。

Filed under: 未分類 — 土倉製材所 @ 6:35 PM

いよいよ山菜シーズンも最盛期となってきたようなのであります。 というのも栄村産の根曲り竹の子が売店に並んでいました。

根曲り竹の子の採れる時期はピンク色の姫空木や、白い房状に垂れ下がって咲くニセアカシアが咲くのを私は目安にしています。

栄村には、昭和の秘境などと呼ばれた秋山郷もあって山が深く、わらび、コシアブラ、独活、タラノメ等々いろんなものが一遍に売店に並んでいました。

我が故郷では、春のタラノメやワラビには興味を持たないお父っつあんも、根曲りが顔を出し始めるとリュックを背負って竹藪を這いずり回るようになります。

竹の子汁は味噌汁仕立てで、サバ缶を入れて食べるのが一般的、北信では根曲りが出始めるとサバ缶が値上がりするほどなんですから。 そのくらいこの筍はうまいということなんです。  一度採りにおいで! 案内するよ。

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2014年5月23日

菜の葉に飽きたらすみれに止まれ。

Filed under: 未分類 — 土倉製材所 @ 6:37 AM

きいろい菜の花に白い蝶々が飛んでいる、春ならではの光景、のどかでいいですよね。 そういえば ちょうちょう、ちょうちょう菜の葉にとまれ なんて歌もあったっけ。

ところで今飛んでいる蝶々はどうやって越冬したと思いますか? 羽をたたんで壁や板の隙間に入って冬越し? いえいえそうではありません、昆虫には便利な変態機能があってサナギで冬越しできるんです。 暖かくなると硬い殻を割って羽化、菜の花に間に合うという訳。

今朝、外で掃除をしていたら腕にモゾモゾと動き回るものがいました。 よーく見ると毛虫の子ども、卵で越冬し暖かくなって毛虫になったんでしょう。 こんなに小さくては蝶になってくれるのか、蛾になってしまうのか解りません。 が、青ものを作っている農家の皆さんからは嫌われる存在であります。

蝶によって卵、幼虫、サナギ、成虫と越冬方法もいろいろあるようです。 スズメバチも越冬した女王の活動が盛んになってまいりました。 ときどき家の中までブンブン羽音をたてて入ってきますよ、刺されないように気をつけましょう。

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毛虫も風に乗って飛んでくるんですよ!本当に。

2014年5月22日

こどもの遊び場

Filed under: 未分類 — 土倉製材所 @ 4:20 PM

子供の時って何をして遊びましたか?  かくれんぼ、 おにごっこ、 チャンバラ いろいろあって面白かったですよね。 できればもう一度戻ってみたい気がしないでもない幼少のころ。

ところで、今の子供たちはどんな遊びをしてるのかしら? 以前子供たちが集まって遊んでいるのを見ていたら4人が車座になって一人一人ゲームを夢中でやっておりましたっけ、一言も発することなくです。 これなら別に集まらなくても各自家でやりゃあいいのにとゲーム嫌いなおじさんは思った次第でありました。

私が知らない今?の子供の遊びに基地ごっこがありました。 基地で何をするのかは知らないんですが、どこか他人に知れない場所に仲間だけの居場所を作るなんて遊びらしいですよ。

さて、今日わざと子供の頃の遊びに振ったのには訳がありました。 今回我社で開発?した孫の家を発表します。 大きさは巾1.5m長さ3mのL型の小型住居、高さは1mほど。

下の写真は先日富国物産建材展に出展して子供たちの反応をみたんです。 家の中から窓を開けて手を振ったりロフトにあがって天窓から顔を出したりと大はしゃぎでございました。  孫の点数を稼ぎたいじいちゃん、孫に家一軒建ててやるってえもんじゃねえかい?

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