2010年10月8日

唐茄子屋政談

Filed under: 未分類 — 土倉製材所 @ 10:53 PM

唐茄子屋政談という落語があります。ご存知の方もいらっしゃると思いますがこの話には二通りの下げがあります。あらすじは放蕩が過ぎた若旦那が家を勘当されてしまいます。その後伯父さんに拾われカボチャを売るようになります。商いの途中で町内の若い衆に助けられほとんどのカボチャを売ってもらいます。売れ残った二つのカボチャを長屋のおなかをすかした親子に売りますがお金が無い事を知り売上金とカボチャをあげてしまいます。ここに因業な大家が登場、親子からこのお金を家賃のかたにとりあげてしまいます。円窓の落語はこのおかあさんが身投げをして死んでしまい残された子供は伯父さんが預かって育てていくと言う話、しん生の落語は身投げはするのですが発見が早く医者の手当てで息を吹き返し その後幸せに暮らしていくという話の二通りです。先日発見したカセットテープにしん生のこの話がありドライブ中聞きました。聞き終えてホッとした気持ちになりました。円窓の落ちには無い安堵感がありました。

HTML convert time: 0.535 sec. Powered by WordPress ME