2021年9月25日

茶器

Filed under: 未分類 — 土倉製材所 @ 8:40 PM

9月25日 土曜日 くもり  13℃~25℃

茶室を解体することになりました。

建築年代は聞いておりませんが屋根が茅葺であったので昭和20年代後半以前かな。

茅葺にトタンをかぶせてありますが 雪害や経年のため老化が進み 残すためにはかなりの予算が必要。

そんな訳で持ち主は涙を飲んで解体することを決意しました。

さて、建物の解体は機械がやるのでどうってことないんですが 問題は家の中にある様々な備品や調度品。

もともと茶室ですから書画、床置き、茶器、風炉など高価(にみえる、あるいは 、らしい)ものがいっぱい。

その道の先生が鑑定すればそれなりの値が付きそうです。

このまま機械で潰してはもったいない!と、部屋の中の備品を外に運び出していただきました。

その中の壷や皿、その他もろもろを分けてもらってきました。

中にままごとに使えるような小さな茶器もあって(下の写真)。

千利休は黄金を土で塗り込んで造るのが茶の道だと言ったとか。

きっと土壁の中に小判が塗り込んであるはず、解体時がとっても楽しみなんです。

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