2016年5月11日

ニセアカシア

Filed under: 未分類 — 土倉製材所 @ 5:34 AM

5月11日 雨のちくもり

夜中いい降りをしていました。 雨音が聞こえて 田んぼの中ではカエルもガコガコと大合唱です。  

さて、昼間長野市に行った帰り道に気が付いたんですが豊野ではアカシアの白い花が咲き始めていました。 早いですね、我が家の横にもアカシアの大木がいっぱいあるんですが未だ葉っぱも出そろわないんですから。

この木は外来種で とにかく成長が早い、数年で大木と呼んでいいような樹姿になるので 差し障りのある場所では幼木のうちに切っておかないと思わぬ散財をすることになります。  

千曲川河川敷にも大量のアカシアが生えてしまい 河川管理に支障が出ると切り倒して薪材に一般に提供しています。 ところが養蜂屋さんはこの花を求めて巣箱を移動、 ハチミツを集めて「アカシア蜂蜜」として売ってますので切り倒すのに猛反対してるんです。

何かと問題の多い外来種ですが切り口は黒い心材に白い辺材があって槐の木そっくり、またの名をハリエンジュなんて呼ばれているんです。 この花が咲くとき根曲がりタケノコの最盛期のはず、花の咲き具合を見てタケノコ山においでください。

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2016年5月10日

山吹のみの一つだになきぞ悲しき

Filed under: 未分類 — 土倉製材所 @ 9:20 AM

5月10日 くもり

きょうは趣を変えましてお寺さんの話などひとくさり。  人間生まれた以上誰もが必ず行きつく先が極楽か天国。 信じるところの神様仏さまによって呼び名は変わってもきっと似たような処なんでしょう。  私たち生あるものは簡単に言えば死ぬために日夜苦労を重ねているようなもんです・・・なんて悟ったようなことを申し上げておりますが、実は今日知り合いの和尚さんが遊びに来ましてね、あなたもそろそろどうですか西方浄土の旅へ、なんて誘ってくれたんです、今なら格安でお送りしますよ。 

冗談はさておき、近頃のお葬式は簡素に簡素にという風潮があってね、インターネット葬式もあったりして、お寺も経営が大変なんだとか。 家族葬なんてやめた方がいい、後から後から知人がお参りにきて葬式を出した方が安かったなんて話も聞いたし、お参りもさせてもらえなかったなんて愚痴られた話も聞いた。  やっぱり人生の最後は坊さんのお経で締めくくらなきゃ!とおっしゃってましたよ。 

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地獄の沙汰も金次第ということわざもあって山吹色の小判が欲しい今日このごろなのであります。

2016年5月9日

テントサイルとは

Filed under: 未分類 — 土倉製材所 @ 4:20 PM

5月9日 くもり

テントサイルってご存知ですか?  立ち木3本の間に張るハンモックとテントを合わせたようなもので地上数メートルに張って使うんだそうです。 もともとは獣に襲われないように考え出されたらしいんですが 居住性の良さと目線の高さの違った所から自然を眺められるということもあって次第に普及しているんだとか。

教えてくれたのが飯縄東高原霊仙寺湖畔「天狗の館」社長の寺島。 寺島なんて呼び捨てにしちゃっていいのかわからないんですが 竹馬の友ということで 今さらさん付けで呼ぶのもどうかと思いましてね。  

この寺島に 展示会でテントサイルを実演したいから立ち木の代用に丸太を組み合わせて作ってくれないかと頼まれたんです。 最初はどんなものかわからずに戸惑ったんですが 一辺が7.5m底辺が6mの二等辺三角形の各頂点に柱を立てて固定すればよいとのこと。 山に行って鯉のぼりの竿にいいような細丸太を伐り出して作ってみました。 

展示会のデモでは人が乗って体験するようです。 うまくいけばいいんですがちょっと心配です。

2016年5月8日

連休最後

Filed under: 未分類 — 土倉製材所 @ 10:09 AM

5月8日 いい天気

連休最後といわれる方も多いのではないでしょうか、 長い方で10連休、体が鈍って現場復帰に苦労しませんか。 それとも家族サービスでくたくた、早く仕事場に戻りたいなんて方もいるのでは。 連休の過ごし方はそれぞれでしょうが明日からは嫌でも働かなくてはなりません、頑張りましょう。

連休連休と騒ぐな おれは毎日連休だとおっしゃるお父さん、何か趣味を持ちましょうよ。 老人閑居して不善をなすなんて諺があったような無かったような。

さて、この連休中 毎年信濃町の山荘を利用する同年代の方がお見えにならないので心配しています。 わたしと同じ自営の方なので 仕事が忙しいのなら結構なこと。 しかし体調を崩しているのであれば行って元気を出せと励ましてあげたいのであります。 このブログを見ていたら近況お知らせください。

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うわみず桜が満開です。

  

2016年5月7日

背比べ

Filed under: 未分類 — 土倉製材所 @ 6:12 AM

5月7日 くもり

♬はしらの傷はおととしの五月五日の背比べ、ちまき食べ食べ兄さんが測ってくれたせいの丈 きのう比べりゃ何のこと やっと羽織の紐の丈♬ ご存じ童謡「背くらべ」

去年まで丁度よかったズボンの丈、今年穿いてみたら裾を引きずったり踏んだりします。 安物のズボンです、伸びた?のかもしれません。 という事で原因を確かめたくて身長を測ってみました。 柱に沿って直立、さしがねを当てて測ってみたらやっぱり背が縮んでました、それも3cm。

子供のころは毎年着るものを買い替えないとならないほど成長が早い、背も体重も。 ところがあれから50年、成長は遠い昔に止まり近頃は縮む一方。 ズボンの丈を縮めながら穿く年頃になりました。

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2016年5月6日

大町~糸魚川

Filed under: 未分類 — 土倉製材所 @ 6:17 AM

5月6日 くもり

国道148号線は大町市から新潟県糸魚川市の国道8号線に繋がる国道です。 その昔「塩の道」として使われたことで有名な街道であります。 この国道沿いには青木湖、中綱湖、木崎湖と仁科三湖があって遠くに白馬連山を写す湖水を楽しむことができます。

今日白馬村から大町市に向かうときこの国道を走りました。 以前は湖の傍を通っていたのがバイパスができてから波打ち際を通ることができなくてちょっと寂しい気が。

この湖を見るたびに思い出すのが松本清張著「影の地帯」 東京で人を殺してバラバラにしてパラフィンで固めそれを木工鉋で削って鉋屑にして湖にばらまくというストーリー。  ここには黒姫駅(柏原駅)前の製材所や野尻湖も出てきた忘れられない推理小説なんです。
 
この小説が発表されてから半世紀以上、世の中の様子も道路状況も随分変わりました。 それでも小説内には当時を思い出させてくれる風景描写がいっぱいあって懐かしいんですよ。

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青木湖

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木崎湖 手前の線路は大糸線。

2016年5月5日

こどもの日

Filed under: 未分類 — 土倉製材所 @ 6:02 PM

5月5日 子供の日 はれ

子供・・・又の名をガキあるいはジャリ、小僧 コワッパ おぼっちゃん。 呼び名はいろいろあるけれど今日の子供の日に該当するのは小学生まででしょうかね。長じて髭がうっすらと生えてきているのはすでに子供の域を出た証拠。

そもそも子供って漢字変じゃありませんか? 昔の映画のセリフに「野郎ども やっちまえ!」のどもは共の字。 子を複数で言うなら子共でいいんじゃありませんかね。 小学校時から漢字の書き取りが大嫌い、宿題に書き取りが出ようものなら たとえば子供なら子子子子って書いてイイイイって書いて共共共共って書いてマスを埋めてたんです。  だから漢字に一言申し上げるのも気が引けるんですが どうもこの字は納得できませんね!! なんて息巻いていたら 暦は「こどもの日」になっているし新聞も「子ども」になっているし・・変だと思ったのは私だけじゃ無かったようです。

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2016年5月4日

みどりの飯縄山。

Filed under: 未分類 — 土倉製材所 @ 8:04 AM

5月4日 雨のち晴れ  みどりの日

緑に分類される色は何種類くらいあるかご存知ですか?

緑、深緑、若緑(私はこの名のお酒が大好きです)などをまず思い出します。 で、深緑があるから浅緑もあり、若緑があるから老緑があって若竹に対して老竹と調べるといろいろと出てきました。

若のつく緑には若緑 若竹色 若葉色 若苗色 若草色などなど。 他に草色、こけ色 柳色 松葉色なんてのがあって緑だけでも30種類以上はありそうです。

そういえば緑を青と言うことがありますね。  目に青葉、山ホトトギス、初カツオの青葉は若葉を指しているんでしょ、ヘビの青大将は青くはありませんよ、脱皮したときはきれいな緑です。 萌黄色も黄が入っているので緑とは関係なさそうなのですが萌える木の若葉色だということです。

ちょうど今、山々はいろいろな若葉で迷彩色となっており真にみどりの日に相応しい景色なのであります。

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2016年5月3日

憲法記念日

Filed under: 未分類 — 土倉製材所 @ 2:41 PM

5月3日 高くもり

憲法記念日です。 公布は1946年11月3日。 1947年5月3日施行 1947年ですから今年で69年、来年は憲法も古希。 

いままで日本国民のお守りとして長い間頑張っていただきましたが寄る年波に疲れがみえてきたようで世代交代をしたらどうかと若い方から声が出るようになってしまいました。 

古希ともなればそれも仕方のないことと思うのであります。 自分を考えても若い連中からみれば動きの鈍くなった老人は時代遅れなのは充分承知。 承知でいながら引退しないのは後継者が未熟で心配の種が尽きないからなのでありますよ。 

現行憲法はこれまで一度も改正はありません。 それ以前の憲法は大日本帝国憲法で1890年から1947年まで57年間続きこれも一度も改正されたことのないものでした。 

それより前は諸法度や御定書などの法律で為政者に都合のいいものが主で民百姓を保護する法律は無かったようです。 そこで水戸黄門や暴れん坊将軍が直接町に下りて悪を糺すようになったのでしょう。

今日永世中立国のスイスからご夫婦で登山に来た方が立ち寄ってくれました。 底抜けに明るい方で言葉の通じないところも身振り手振りで理解しあえた気がします。 世界中が理解しあえる日がくればいいですね。 

2016年5月2日

飯縄産根曲がり竹

Filed under: 未分類 — 土倉製材所 @ 5:42 AM

5月02日  はれ 気温高い

山菜の王様「根曲がり竹」が取れ始めました。まだ出始めで細いものしかありませんが味は変わりませんよ。  竹とはいうものの笹の種類に入って学名は千島笹というそうです。 長野県では標高の低い沢筋から生え始め標高の高い志賀万座などでは6月末まで収穫できます。 戸隠の竹細工、笊や箕もこの根曲がり竹で作ります。 

長野県北部の食べ方は根曲がり竹を味噌汁仕立てにしてサバ缶を入れるのが特徴。 で、スーパーではこの時期サバ缶を大量に店頭に並べます。 品薄だと値が上がるほどなんですよ。

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