2014年11月10日

新飯山駅

Filed under: 未分類 — 土倉製材所 @ 5:56 AM

北陸新幹線で長野の次の停車地 飯山駅 が昨日新飯山駅として開業しました。来年3月14日の開通に先立って新幹線と在来線の共用駅としての開業です。

これで飯山から金沢まで80分足らずで行くことができ、5時に乗れば7時には香林坊で飲めますよ! と、そんなことはどうでもいいんですが問題は残される在来線。

ここ数十年、村の駅の改札口をくぐったことがない私が在来線を云々するのは憚られるんですが、残せ残せと声高に叫んでも税金投入の御先棒を担ぐことにならないか心配です。

わが村は乗用車が軽を含めて7500台、戸数が4500ですから一戸当たり1.5台の乗用車、貨物車まで入れれば一家に2.5台はある状態。

山あり谷ありの地域条件で車が無ければ生活できないのが本当のところ。  在来線は乗車料金も高くなるでしょうし生活と切っても切れないということで無いのが難しい。

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鉄道好き女性版を鉄子さんて言うそうです。 わたしの知り合いの哲子さんはBMに乗っていて とてもローカル線に乗るような方ではありません。 が、ローカル線存続の為 鉄子になるよう勧めてみます。

2014年11月9日

次第に寒くなります

Filed under: 未分類 — 土倉製材所 @ 6:12 AM

冷たい雨の日曜日になってしまいました。 これからの季節、太陽に勢いが無くなり雨が降ってもなかなか乾かなくなって雪に覆われて行くんですよ。

雨の止み間をつかってキノコ採りに山に入りました。 下の写真の真ん中にムラサキシメジが1本あるのがわかるでしょうか?その右側、茶色のキノコがチャナメツムタケ、通称地ナメといい傘にヌメリがあって地面に生えるナメコのよう。 ただ似たキノコにカキシメジがあるので注意です。

左隣はヒラタケ、味はいいです。 上のキノコは桜の倒木に出ていたやや緑色したヒラタケで食べてみましたがちょっと苦みがあって美味いキノコではありませんでした。

ムラサキシメジの下がクリタケ、汁によし、キノコご飯によしの一番安心して食べられるキノコですが時季が早いのか ちょっとしか姿を見ることができませんでした。

春のコシアブラから始まる山菜取りも秋のキノコ狩りを今しばらく楽しんで終わりです。

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2014年11月8日

神々しい山々

Filed under: 未分類 — 土倉製材所 @ 7:40 AM

神々の宿る山並なんて思ってしまうほど神々しさを感じる風景でした。 朝日に輝く白馬岳です。

すでに雪化粧を始めた白と岩肌の黒が朝日に照らされ朱に染まっておりました。  山登りする人はこのような風景に出会う為に重い荷を背負って汗をかきかき登るんです。

こんな景色を毎日楽しめたらと山育ちのわたしでも思うんですから、都会育ちの方が惚れこむのは無理からぬところでしょう。

木の生えた山は人間はじめ動物たちに数知れない恩恵を与えてくれます。 しかし高い岩山はそれ以上の神を感じさせる存在感があると思うのです。 宗教とは関係なくこんな風景を作れるのは神しかできないなんて思う瞬間なんですよ。

どうも今日は神様を連発してしまいました。 早く家に帰って山の神のつくってくれた朝餉をいただきましょう。

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2014年11月7日

立冬

Filed under: 未分類 — 土倉製材所 @ 6:25 AM

立冬です。 満月の立冬なんて珍しいんじゃないでしょうか? 冷気で澄みあがった空に満月が煌煌と輝いております。

さて、古典にでてくる有明の月、夜が明けても西の空に残っている月をさしますが下の写真はちょっと違い有明(長野県安曇野市有明)で見た有明の月、しかも有明山に沈む、これぞ本物の有明の月と言うもんじゃないでしょうか。

ピントが合っていない様に見えるかもしれませんが幽玄さを追求したカメラマンの腕と解釈していただけるとありがたい。 下段の写真など個人の家が写っているので特定されない様に気を使ったもんです。

気温はマイナス3度、たまり水は薄氷が張っておりました。

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2014年11月6日

日本最古の民家

Filed under: 未分類 — 土倉製材所 @ 3:22 AM

竪穴式住居は地面に穴を掘り、その上に茅などで葺いた屋根を乗せたもの。 室町時代まで一般の住居として使われていたとあります。  又、竪穴住居の屋根を掘っ立て柱で嵩上げし壁がつくられて今の民家の原型となりました。

その当時の住居が今も残されているって知ってました? それが兵庫県に現存してるんです。 室町時代は14世紀から16世紀ですから今から500年ほど以前のこと。

今日は兵庫県北区山田町で日本最古の民家が復元された日。 昭和54年、ダム建設で水没してしまう場所に建っていたものを解体して現在の場所に移築したもので、この解体作業で室町時代の建物であることがわかったようです。

ダム水没寸前の昭和52年まで500年前の住宅を使っていたというのもすごいですよね。

長野県の最古の住宅は大町市美麻にある中村家、17世紀最後の建築らしいのでありますが軒の高さや貴人口などあって私的に民家と呼んでいいのか迷うところです。

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2014年11月5日

難しい絵

Filed under: 未分類 — 土倉製材所 @ 6:10 AM

画業で生きていくには余程の天性がなければ難しいと思うのですが。

知り合いに絵を描く人がいます。 年齢は私と同じ23年生まれ、違うのは高校卒業の頃からずっと絵で飯を食ってきた画家であること。

さて、その画家の君が何を思ったのか描いた絵を20点ほど持ち込んで好きな絵を一枚くれると言うんです。 彼の描く絵は風景や静物が多く油絵です。

申し訳ないのですが何を描いたのか解らないのがあって「これは何?」と聞くとそれなりの答えが返ってくるんですが、一々聞くのも悪くてね。

そんなことで池の絵を一枚もらったんですが、これが又解らなくなっているんです。 私は池に山の木々が映っていると観たのですが妻は青空と高い木が一本と解釈しています。

それが下の写真です。  皆様はいかがご覧になるでしょうか。

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2014年11月4日

冬はどこから来るかしら。

Filed under: 未分類 — 土倉製材所 @ 8:30 PM

長野県の冬は日本海に近い山からやってきます。 今朝は妙高山が白くなってました。 下の写真は雲のかかった白馬三山です、左手前に北アルプスが連なっているんですが未だ白くなってませんでしたよ。

白馬はこのまま根雪になります。 次第に中央や南のアルプスも根雪で銀嶺となっていくんでしょう。

今年の長野県はいつも降らない地域で大雪が降ったり、新緑の季節が毛虫の大発生で侵緑されたり、そうかと思えば木曾の御嶽山が噴火したりと色んなことがありましたね。 残すところ2か月、何事もなく無事で行きたいものです。

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2014年11月3日

文化の日

Filed under: 未分類 — 土倉製材所 @ 7:08 PM

11月3日 文化の日。

脱法ドラッグが流行ってますが飲んだり吸ったりしたことがありますか?  だいたい飲むのか吸うのかも知らないで脱法ドラッグを云々するのは僭越なのでありますが折角の文化の日でもありますから一言。

さて、私たちがドラッグらしい効果を得る一番手っ取り早いのは飲酒、その昔 酒は戦い前の士気を鼓舞するのに使ったんだと聞きました。 酔って神に近づくんだそうですよ。 今でも酔うと勇ましくなる人っていますよね。 勇ましくなりすぎて神を通り越して大虎になって辺りかまわず噛み付くなんてのもあって。 そういえば私の若い頃シンナーを吸って酔っぱらってる人もいましたね、 あれもドラッグなんですかね。

キノコにも色んな効果の期待できるのがありますよ。 わらいたけは意識混濁、幻覚、幻聴、興奮。 てんぐたけは視聴覚障害、精神錯乱などあって酒に酔ったようになるそうです。 おおしびれたけは宝石の宮殿が見えたり七色の噴水が上がったり と極彩色の幻覚が見れるんですよ。

脱法ドラッグを使うより山にキノコを採りに来て! いろんな幻覚が見れて楽しめますよ。

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2014年11月2日

豊野高等専修学校文化祭

Filed under: 未分類 — 土倉製材所 @ 7:26 PM

11月の声を聞いてからの天気がよくありません。 ここ二日雨模様が続いております。

さて、今日は豊野高等専修学校の文化祭の日、私たちが二年続けて教室をログハウスで造らせていただいた関係もあって生徒さんから招待状を頂くんでありますよ。

お昼近い時間、学校を訪ねてみました。 この学校はもともと家政、服飾を専門としていた学校でありますが現在は男子も入って多岐にわたるカリキュラムが組まれております。

学校に入ってみると多勢の来校者で教室も廊下もすれ違いに気を使うほどの人気ぶり、先生方も気軽に声をかけてくださり温かい校風が満ち満ちておりましたよ。

そうなんです、ここの学校の先生方とにかく温かいんです。 子供たちも伸び伸びとした学校生活を送っているのがよくわかりますよ。

そしてサヨナラのお辞儀もままならないほどバザーで買い込んだ野菜をいっぱい手にぶら下げて帰ってまいりました。

2014年11月1日

太子16歳孝養の図

Filed under: 未分類 — 土倉製材所 @ 6:45 PM

先月から習い始めた絵の教室が今晩あります。 前回は観音様の下絵を写し取って墨を細筆で模ってそこに彩色するという工程を教えていただきましたよ。

今回はもっと細かい線がある聖徳太子です。 なぜ聖徳太子かというと職人の神様と言われているからでありまして正月の22日には全国的に職人による太子講と言う聖徳太子様をお祀りする行事があるほどです。

先生が書いてくれた下絵は 太子16歳、父である用明天皇の病気平癒を祈願する長香炉を手にする立像で孝養像と言われているものです。

筆はイタチの毛でつくる面相筆、どんな筆記具よりも細い線が書けると言われています。 この太子像が出来上がるのは年が明けて雪の解ける頃になりそうです。

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