2013年10月21日

坊が池

Filed under: 未分類 — 土倉製材所 @ 6:51 AM

むかし、むかし 青柳村に仲睦まじく暮らしている夫婦がおった。 ある日、妻が池の端で洗い物をしていると突然池が金色に光って龍が現れ妻はいつのまにか雲の上におったそうな。

夫婦の間にやがて男の子が生まれたそうじゃ。 男の子は眠るときいつも「きっと寝ているところは見ないで」と念をおして寝付いたそうな。

夫婦はそんな約束を違えて眠っているところをそっと覗いて見てしまった。すると布団の中は池になっていてなかで子竜が寝ていたそうな。

正体をみられた男の子はそのまま天に昇っていって二度と帰らなかったということです。

青柳村の人々はそれ以来池に子竜が住んでいると言い伝えているそうな。

その後の夫婦仲がどうなったかまでは伝えておらなんだ。

だいたい昔話というものは不自然な話が多いんでまいっちゃいます。 きょうの民話も なんか変でしょう。 儒教的な考えで男尊女卑、腹は借り物なんて今では通用しないことがちょっと以前まで普通に世の中にあったんですから。

子竜が住むと伝えられる坊が池。

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2013年10月20日

バイオマス発電

Filed under: 未分類 — 土倉製材所 @ 3:06 PM

浅間サンラインという道路のあるのをご存知でしょうか? 浅間山麓を軽井沢から上田市まで、国道18号線に並行して18号より上段を走る景色のいい道です。夕日に染まった北アルプスや八ヶ岳、空気が澄んでいれば遠く富士山も眺めることができます。

この地域は日本でも有数の晴天率の高いところで、県内大手の企業が売電のための太陽光発電所をヘクタール単位で開設しています。

このサンライン沿いでも単管パイプを組んで太陽光パネルを乗せた発電所ができていました。

いま遊休地を発電所に変える機運が高まっており、今まで電気は誰かが作ってくれるということから自給あるいはコミニティが地域の電気をつくり始めています。

私の住んでいる北部は3か月は雪に閉じ込められてしまいますが、それでも太陽光発電で自給あるいは売電に挑戦する人が絶えません。

せっかく雪が降るんですから地域の特性を生かし雪を電気に変える技術開発を私の老後の研究テーマにしてみます。

2013年10月19日

自然生

Filed under: 未分類 — 土倉製材所 @ 6:10 AM

長さ5尺(1.5m)太さ3寸のヤマノイモを3000本筵の上に積み上げてある・・・・・と聞いて思い出しませんか? そう、芥川龍之介の小説「芋粥」に出てくる1シーン。

わたしは詳しくはありませんがここに出てくるヤマノイモが自然薯だとしたら何年生の芋なのか見当もつきません。 自然薯は一年生はムカゴから芽を出して蔓を伸ばし成長して芋に栄養を蓄えます。 二年生はこの芋を栄養にして蔓を伸ばして成長するため芋の中身はカラッポ状態になり葉を出してから芋に栄養を貯めて前より大きな芋に成長します。

この作業の繰り返しで芋は年々大きく育つんですが1.5mの太さ9cmの自然薯なんぞ見たことも聞いたこともありません。 きっと領主が留め山にして立ち入りを制限していたものでしょう、そうでなければこんな自然薯が3000本も一晩で採れるはずないんです。いくら話としても凄すぎます。

下の写真は多分4年生くらいの自然薯です。 これでもかなりの大物であります。(タイル一目が15cmです。)芋粥でなくトロロ芋にしていただきましょう。

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2013年10月18日

動物的感を身につけましょう。

Filed under: 未分類 — 土倉製材所 @ 6:50 PM

伊豆大島のがけ崩れを伝える昨日の信濃毎日新聞の一面の写真をみて「やっぱりなー」と思ったものです。

皆様もお気づきのことと思いますが、山の急斜面を道路がうねっています。その道路から下が今回の土石流となったように見えます。現場も見ないで軽軽な判断はできないことは解っていますが、これと同じ経験を私達はしています。

三十年ほど前、長野市の地付山が大崩落しました。 数日前は梅雨明け前の豪雨があったと記憶しています。 地付山の山腹は観光事業で長野市から戸隠までの有料道路が開通、その20年後の出来事でした。

山に道路を開けるとき山側は削り取り谷側に撒きだすのが一般的です。何万年もかかってできた山容に切り傷を入れるようなもので、そこからじわじわと雨水が侵入 下の地盤が水を含んだ粘土状になって起きたと結論づけられています。

伊豆大島では大量の雨が降って起きた災害だったと書いてありました。 山国の長野県は、一日雨量800mm 時間雨量120mmなんて雨が降ったら山肌につけられた道はほとんど全滅なんじゃないかしら。 家の前を走る国道18号線も連続雨量150mmで通行止めになると書いてあります。

この頃は経験したことのない自然現象がちょくちょく起きています。 まずは危険を察知する感を養い、自分の身は自分で守る訓練をしなければならないでしょう。

2013年10月17日

黒姫が白姫に変わった日

Filed under: 未分類 — 土倉製材所 @ 8:02 AM

毎日お天気関係の記事になり恐縮至極でございますが今しばらくご辛抱下さい。

日本列島は台風26号がおおきな被害をもたらしました。 台風一過の今朝、北からの冷たい空気がドンドン入ってきて今年初めて山に雪が降りました。 我が家の朝は5℃でしたが高い山は氷点下になったものと思われます。

いよいよ冬間近、紅葉もしないうちに葉が落ちてしまうのでしょうか? 山のキノコは大慌てで頭を出すでしょうし、熊はドングリの争奪戦で大わらわ、ヘビは冬眠穴を見つけないうちに固まって棒になってしまいます。

黒姫山は綿帽子をかぶり嫁入り支度ができました。 妙高は雲に隠れていますが随分下まで白くなっています。 飯綱は頭のテッペンが少々白くなり地域差が出た今朝の山模様でございます。

左黒姫、右奥に少し見えるのが妙高

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霊仙寺湖からみた 右霊仙寺山 左奥飯縄山

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2013年10月16日

台風26号

Filed under: 未分類 — 土倉製材所 @ 4:05 PM

雨風の強い朝となっていますが皆様おかわりございませんでしょうか?

台風は現在銚子沖40kmを北進中だと伝えています。 早朝、電話が入り別荘の電気引き込み線が倒木のため切断されているからと倒木処理をたのまれました。

さっそく現地に行ってみると、そこここで木が倒れて道路をふさいだり家に寄り掛かったりしています。

長野市の飯綱山麓ではかなり風が強かったようで、被害木は白樺と松が多く白樺は根から松は途中からねじ切られたような倒れ方でした。

木は年々大きく育ち姿を変えていきます。 そして大風が吹いたりしないと、根を張るより枝や幹が伸びるほうに栄養を使ってしまうため今回のような結果になってしまいます。

伸びすぎた木は淘汰される自然のきびしい現実が何年かに一度訪れます。この試練に耐えれば根を張った丈夫な木になるんです。そして次の試練に立ち向かう、健気なもんです。

どっかの誰かに聞かせたい!  そんな気がした早朝の出来事でした。

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2013年10月15日

台風は26号、鉄人は28号なんて訳の分からない表題です

Filed under: 未分類 — 土倉製材所 @ 4:03 PM

今年は台風の当たり年なんでしょうか、20号くらいから矢継ぎ早に発生してはやって来るような気がします。

すでに26号とかで10年に一度の強い台風だと言っています。 現在日本の南海上を時速25kmで北進中、最大風速40m 気圧945HPと なかなかの勢力を持っています。

田んぼの稲はほとんど刈り取られていますが、りんご農家は収穫前のりんごが未だ沢山木になっていて大風が吹けば大きな被害になるのは確実です。

農業はお天道様相手の大ばくちだと言われております。 今年は飯綱山麓で7月に雹害があって葉物の高原野菜が被害を受けました。 そして今回の台風がどのあたりに上陸するかでりんご農家の正月のお年玉の厚さが変わってきます。

昨夜りんご農家で遊ばせてもらいました。その時は台風の話題などこれっぽっちも出ず、愉快に酒に料理にと接待をいただきありがとうございました。 今回の台風もおおきく太平洋上に逸れることを願っています。

万能ピザ窯 これ一台でいろんな料理をつくってくれました。

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2013年10月14日

鉄道記念日

Filed under: 未分類 — 土倉製材所 @ 11:11 AM

今日は1872年10月14日に新橋~横浜の開通を記念して定められた鉄道記念日です。

信越線は1885年高崎~横川が開通、 横川~軽井沢間が難所のため資材運搬用に直江津~関山、関山~長野、長野~上田、上田~軽井沢とつなぎ最後の軽井沢~横川が1893年に開通して全線開通したんだそうです。

私の生活圏での鉄道は1888年(明治21年)に関山~長野駅が開通したとなっています。私の生まれる60年前の出来事です。

長野県では鉄道が走った当初「華のお江戸見物」でなく「日本海見学」に行くことが流行ったのかもしれません。

時代は変わって、これからは新幹線が走り東京へも金沢へも1時間で行ける便利な世の中になります。反対に大都会と違い日に数本のローカル線はますます使用頻度が減るでしょう。

とにかく田舎は車が無ければ日も夜も明けぬ事でございます。

日本海の大海原まで車で40分。 釣り上げた魚はでかかった。

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2013年10月13日

冬支度

Filed under: 未分類 — 土倉製材所 @ 6:50 AM

寒くなってきて昆虫たちは越冬地をさがすのに一生懸命です。

きょうは水槽の水を抜こうとビニールホースを水槽に入れ、ホースに水を満たしたのち指栓をして 片方は水槽の中、片方は外に出して指栓を取る。 これを物理学的に言うと サイホンの原理ですな、このサイホンの原理で水抜きしようとしたんですが水が少ししか出てこない、どうしたのかと口を付けて思いっきり吸ったんです。

それでも抵抗があって思うような水量がでてきません。 再度口で吸おうとしたら出てきました。抵抗物質が、何だと思います? 蜂なんです、コアシナガ蜂がいっぱい出てきました。

ビニールホースを日当たりのいいところに吊るしておいたので蜂が越冬に便利だと潜り込んでいたようで、もうちょっとで口の中を蜂だらけにするところでした。アブナイ アブナイ! わたくしスズメバチに何回も刺されていまして気を付けなくては。

ところで今の子供たちってサイホンを教わらないんですかね、ホースで水を出すのを不思議そうに見ていました。

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2013年10月12日

ヨーグルト

Filed under: 未分類 — 土倉製材所 @ 7:18 AM

食べ物に凝るというか癖になる、今時の言葉でいえば「はまる」なんてことはございませんか?

私は結構凝り性かもしれません。 いままでワイン、チーズ、納豆、バナナ、トマトジュース等々何かで聞いてそのまま実践、いつ?どうして?止めたのか覚えていませんが数か月は続けた気がします。

そして今、ヨーグルトに入れ込んでおります。 決して健康のためとか長生きしたいなんて高尚な願望でなく只々噛まなくていいの一言に尽きるのであります。

ワインもそう!酒もそう! 噛む努力なしで胃袋に収まってくれる無精者にはありがたい食料なんです。

10日ほど前にカスピ海ヨーグルトの種を頂き、次の日からヨーグルト漬けでございます。 平均1㍑の牛乳をヨーグルトに変換して(変換て言うのも変かな?)毎食ごとに戴いております。特に朝晩はヨーグルトだけで充分、ほかの物は食べないでいます。 だからといって痩せることも無く体重は今まで通りをキープしていますから問題ないでしょう。

髪の毛が増えたとか胴回りが縮んだなんて嬉しい結果がでたら再度報告いたします。

1食分の量がわかるように並のコーヒーカップを入れてみました。

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